私達の周りに溢れる発砲スチロール製容器
▼詳細
肉や魚を乗せている食品トレーや、カップ麺の容器、弁当の容器など、
私達の周りには数え切れない程の発泡スチロール製の容器があります。
この発砲スチロール製の容器の年間生産量は約12万トンにもなり、
これを平均的な4gのトレーに換算すると、約300億枚が生産されている事に
なります。
発泡スチロール製容器は市区町村による分別回収や、メーカーの自主回収が
行われていますが回収率は3割程度で、回収されなかった容器は可燃ゴミ
として燃やされるか、不燃ゴミとして埋め立てによって処理されているのが
現状です。
発泡スチロール製の容器はリサイクルが可能な資源ですので、
直ぐにゴミとして捨ててしまうのではなく、一人一人が、使用後の容器を
しっかり洗い、乾燥させてからゴミ集積所や回収ボックスに持っていく事が
回収率を上げ、ゴミの量も少なくなるのではないでしょうか。
また、発砲スチロール製の容器の回収・リサイクルも大切ですが、
日頃から量り売りやバラ売りなどのお店を利用し、容器自体の使用量を
少なくしようとする意識と行動も勿論、大切です。
ご家庭などで、毎日どれくらいの発泡スチロール製の容器がゴミとして
出ているのか、今一度確認してみては如何でしょうか?