現代の吸血鬼!トコジラミ
2020-11-06
皆様、こんにちは!
旅行など外泊をした際、体に赤いブツブツができてとても痒い…
なんて経験はありませんか?
それはトコジラミが原因かもしれません。
■トコジラミとは
別名南京虫。南京という名前が付くので誤解されがちですが、中国産の虫ではありません。
江戸時代では海外から伝わってきた小さいもの、珍しいものに「南京」と
つけていたようです。
人間のほか、ウサギを好んで吸血します。
刺されると激しいかゆみを伴い、個人差はありますが、発熱を引き起こす場合もあります。
吸血されたうち大部分がフンとして排出され、壁や柱、本などに黒褐色の汚点が残ります。
またトコジラミは明るい場所にあまり出てこないので、血のフンを発見したら
トコジラミを疑ってみてください。
■明るい場所が嫌い!?
「シラミ」と名前が付くものの、実はトコジラミはカメムシの仲間。
しかしながら明るい所を好むカメムシと違い、トコジラミは暗い場所を好みます。
夜行性というわけではなく、昼間は日の当たらないベッド・壁・床などの隙間に
隠れています。
■帰ってきた!スーパートコジラミ
江戸時代に大繁殖していたトコジラミですが、第二次世界大戦後に強力な殺虫剤によって
一度は日本からほとんど撲滅されました。
しかし近年、都市部のホテルや旅館などに発生しているのです。
海外からの旅行者のスーツケースや手荷物などに、薬剤に対する抵抗性を持つ
トコジラミ、通称スーパートコジラミが紛れて侵入し、そのまま日本に居ついて
繁殖しているのです。
■外泊先でのトコジラミ対策
1.隙間をチェック!
グレードの高いホテルでもトコジラミの脅威は大いにあります。
ベッド・床・壁などの隙間にトコジラミが潜んでいたり、抜け殻が落ちていたりしないか
確認してみましょう。
2.電気をつけたまま寝る
就寝時に電気をつけっぱなしにして、アイマスクをして寝ると刺されにくくなります。
明るい場所が苦手なトコジラミは、電気をつけたままにしておけば基本的には
出てきません。
トコジラミが空腹だと明るい場所でも刺すため確実な手法とは言えませんが、
暗いときより刺される可能性は低くなります。
4.トコジラミを持ち帰らない!
繁殖力の高いトコジラミを持ち帰ると駆除が大変です。
一番重要なのは持ち帰らないこと。
明るい部屋で荷造りし、帰宅後もスーツケースや手荷物にトコジラミが潜んでいないか
確認しましょう。
いかがでしたでしょうか?
トコジラミが発生してしまうと、巣を見つけなければ完全に駆除をすることが出来ません。
FCCでは、ゴキブリ駆除の経験と知識を活かして、トコジラミの完全駆除を行っております。
お困りの方は、ぜひお気軽にご相談下さい!