災害に備えて
皆様、こんにちは。
5年前の3月11日。東日本大震災が私たちを襲いました。
福島では原子力発電所が機能を喪失し、人々は帰る場所を失くしました。関東でさえも液
状化現象などの被害を受けました。
そして何より津波の被害。
大勢の方が亡くなり、大切な人を失った悲しみに日本は包まれました。
そして5年が経った今でも、その傷が癒えることはありません。
本日は追悼の意を込めて、災害時に何をすべきか何ができるかについて情報を共有してい
きます。
■家族の連絡先、連絡方法を確認する。
誰がどの方法で誰に連絡をするかを決めておきましょう。
しかし連絡が取れない場合は多大にあります。その場合を考え、集合場所も決めておくと
より安心です。
171災害用伝言ダイヤルは電話が殺到して繋がらない場合でも利用することが出来ます。
■防災マップ(ハザードマップ)を確認する。
避難経路や避難場所を見て覚えると良いでしょう。
休日には家族と散歩がてら経路を歩くのも良いかもしれません。
自分の住んでいる地域の特性を理解し、どのような被害が有り得るか想定します。
■部屋の総点検をする。
阪神淡路大震災では、家具が飛び、下敷きになってしまった人が少なくありません。
今一度、家具を総点検し、しっかりと固定します。
家具の配置は万が一倒れたことを想定して、避難路を塞がないところに設置します。
災害が起こると、足元には割れたガラスなどが飛び散り、裸足で歩くのは危険です。
それに備えてスリッパや靴がすぐ履ける状態にしましょう。
■非常持出品・備蓄品を用意し定期的に点検する。
医薬品・飲食料品関係・衛生用品・貴重品・生活日用品。
水は1日当たり1人約4リットル消費します。それを3日分、用意しましょう。
サランラップは、食器にかぶせることで洗い物をしなくて済みます。
災害時は情報が不足するのでラジオがあると安心でしょう。
トイレに困ることがあるので、トイレットペーパーや生理用品は必ず持っていきます。
※さまざまな公式サイトでリストが載っているので参考にすることをお薦めします。
■ペットはどうするのか決める。
避難先では、動物を受け入れてくれるところ、そうでないところがあるはずです。
ペットも大事な家族の一員ですから、災害時にどうするか計画をしましょう。
地震大国、日本。
災害はいつ、どんなとき、どこで起こるか予測ができません。
そして、自然現象による災害は私たちの手で食い止めることはできません。
母なる大地は私たちに恵みをもたらしますが、その逆鱗に触れたとき、残念ながら成す術
がありません。
こまめに家族や地域の人と相談し、災害時にパニックにならないことが重要です。
災害になってしまったことを意識し、今自分にできることを把握し備えましょう。
被災された方々の経験を無駄にせず、最大限に活かすのが私たちの使命です。
日々の努力で後に受ける影響を軽減させることはできるかもしれません。
その可能性を信じて、今日から対策を進めていきましょう!!!!!