正しいマスクの使い方
2020-01-24
皆さまこんにちは!
1月はインフルエンザやノロウイルスが1番ピークを迎える時期だと言いますが、
いかがお過ごしでしょうか?
風邪や感染症予防のために、マスクを付ける方も多いと思いますが、
実は正しい付け方、外し方があるのをご存知でしょうか?
マスクはただつけるだけでは十分な効果は発揮しません。
正しく着用して初めて効果的な予防ができるので、感染予防の第一歩となります。
■マスクの役割
マスクをつける目的は、自分を風邪や感染症から守るために着用する方が多いのでは
ないでしょうか?
空気が乾燥している時期にマスクをして口元を保湿しておくことで、風邪予防の効果が
期待できます。
また、予防だけでなく自分が風邪を引いている時、飛沫感染を防ぐためのエチケット
としても大切な役割を果たします。
■正しいマスクの付け方、外し方、廃棄方法
○マスクの付け方
1・マスクを付ける前にはしっかりと手洗いを行う。
2・表裏、上下を確認する。
表にメーカー名が記載されていることもありますが、なければパッケージで確認する。
3・マスクの上下を引っ張り、プリーツを広げる。
4・ノーズワイヤー(針金)を上にして、鼻の付け根にマスクを当てながら耳にかける。
5・ノーズワイヤーを鼻の形に合わせて、顎を包み込むようにマスクを下まで伸ばして
顔にフィットさせる。
○外し方
マスクを外す際は、マスクの表面にウイルスが付着している可能性があるため
ゴムひもの部分のみを触って外し、マスクの表面には触らないようにしましょう。
○廃棄方法
使用済みのマスクは、ゴムひもの部分だけを持ち、蓋付きのゴミ箱に捨てましょう。
蓋なしのゴミ箱の際は、マスクをビニール袋に入れて、口を閉じてから捨てましょう。
■間違ったマスクの付け方
○自分に合わないサイズを選ぶ
耳の裏のツッパリが気になり、大きめのサイズを選んでしまう方もいますが、
ゴムひもがゆるくなりマスクと顔周りに隙間が生じます。
そうすると、隙間からウイルスなどが侵入しやすくなってしまうので意味がありません。
下記の方法で自分のサイズを測ってみましょう。
< マスクのサイズの測り方 >
1・親指と人差し指でL字形を作ります。
2・L字形にした状態で、耳の付け根の一番高い所に親指の先端を当て、鼻の付け根から
1センチメートル下の所に人差し指の先端を当てます。
3・親指から人差し指までの長さを測れば、それがサイズの目安となります。
○顎にかけないようにする
鼻や口を出す際に、マスクをずらして顎にかけるのは良くありません。
顎に付着していたウイルスなどの飛散物がマスクの内側に移る可能性があるためです。
○マスクから鼻が出ないようにする
鼻の部分をマスクでしっかり覆わないと、ウイルスが侵入しやすくなってしまいます。
予防のためにも口だけでなく、鼻までしっかり覆いましょう。
いかがでしたでしょうか?
自分にあったサイズを見つけて正しく着用し、ウイルスから自分の体を守りましょう!