棚溝
2019-02-26
2月としては暖かい日が続いていますが、我々の現場では、まだまだ熱源近くにゴキブリを多く見かけます。
コールドテーブルやストッカー等の熱源をもつ什器は当然ですが、周囲にある物も注意が必要です。
今回の現場は厨房のまわりに鍋物用の食器を収納する棚があり、写真にある高さを調整する溝に生息がありました。
壁をはさんだ裏側はコールドテーブルです。
エサになる様な物はありませんが、いかにも危険な場所です。
ひと目見ただけでは、発見は難しいですがゴキブリ自体だけではなく、糞等の形跡もチェックします。
これからの要素以外では、お客様からのヒアリングも大切です。
仕込み前のお客様不在時に作業に入る事が多いので、その場で確認する事が出来ません。
アポイント時に状況確認を忘れずに行います。
情報は多ければ多い程、役立ちます。
お客様がよく目にするという事は足元の低い位置ではなく、目線や作業する手元の位置ではないかと推測します。
お客様からの情報と、こちらの知識を複合的に絡めて巣を特定し薬剤を施工します。
ひと昔前では、やみくもに薬剤を散布するのが主流でしたが、最新のIPM方式では環境やそこで働く人の安全に配慮した必要最低限の薬剤使用量で駆除します。
FCCではオリジナルのコーキング剤自体も安全ですが、経営理念である「地球にやさしく ひとにしあわせ」に基づいて完全駆除を目指しております。