日本のゴミ問題

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日本のゴミ問題

2020-01-31

皆さまこんにちは!
1月もあっという間に終わり、気がつけば街中はバレンタイン一色になっていますね。

オリンピックも日に日に近づいていますが、開催されるにあたって大会期間中に競技施設や会場周辺で発生するゴミの問題が挙げられています。

資源を有効活用するために、外国人にとっても分かりやすいゴミ分別ラベルをゴミ箱に提示することで、ゴミの分別を促進するなど取り組んでいるそうです。

人間の暮らしは便利で豊かなものになりましたが、その裏側では大量のゴミが発生しており自然環境に悪影響を与えています。

私たちが出すゴミがどれだけ悪い影響を与えているのか普通に生活をしていると、なかなかイメージはしにくいですよね。

まずは、日本で起きてるゴミの問題についてご説明致します。

■不法投棄の問題

不法投棄とは、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に反して、決められた処分場以外に廃棄物を投棄する事を言います。

廃棄物には家庭からでる「一般廃棄物」と事業所から出る「産業廃棄物」がありますが、個人でも決められたルールに沿ってゴミを出さない場合は「不法投棄」とみなされます。

不法投棄はゴミの処理費用を抑えるためや、違法な物質を処理するために行われますが、不法投棄によって土壌汚染や水質汚染などの環境汚染の原因となり、捨てられた場所の原状回復に時間がかかるなど多くの問題を抱えています。

■焼却炉の問題

日本は焼却炉の数が世界で1番多い国であることをご存知でしょうか?
これは日本の国土の狭さが関係しており、埋め立てる土地がない日本ではまずゴミを燃やして灰にする必要があるからです。

そしてこの焼却炉によって燃やされるゴミから排出されるダイオキシンは、環境汚染だけでなく、人体にも影響を与えるとして問題となっています。

ダイオキシンは発生すると環境中で分解されにくいため、大気や食物を通して微量ながら体内に摂取されつづけるといい、これにより発がん性や赤ちゃんの奇形、ホルモンへの影響などを引き起こすとされています。

■最終処分場の問題

燃やしたゴミから発生した灰を採取的に捨てる場所が最終処分場ですが、この最終処分場は数が限られているため、残余年数が残りわずかだと言われています。

最終処分場がいっぱいになってしまえば、ゴミを捨てる場所がなくなり日本がゴミで溢れてしまうかもしれません。

■ゴミが増え続ける理由

人口の増加による影響は勿論の事、日本は1960年から1975年頃の高度経済成長期から大量生産、大量消費の社会へ変化したとされています。

家電製品やファッションなどは次々と新しいものが登場し、古くなったものは不要となっています。

多くの広告が新しいものを買うように宣伝し、最新の物を手に入れるよう促されて結果的に古いものは捨ててしまうのです。

他にも多くの物が低価格で手に入ることから捨てることに対する抵抗がなくなってしまったと考えられています。

簡単に物を捨ててしまう意識を変えなければ、日本は近い将来ゴミだらけになってしまいます。

いかがでしたでしょうか?
改めてゴミ問題について考え、リサイクルに対する意識を上げて行きましょう!



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