“年越しそば”の豆知識
今年の配信も最後になりました。
今年も一年間にわたり環境衛生インフォメーションをご覧いただき、ありがとうございました。
皆様にとって今年はどのような一年でしたでしょうか。
環境衛生インフォメーションにて皆様にとってお役に立つ情報・楽しい情報を提供出来ていたら
大変嬉しく、ありがたく存じます。
明日は大晦日です。
そこで本日は大晦日のお楽しみ、「年越しそば」についての豆知識をご紹介致します!
【年越しそばの由来】
江戸時代には月末を「晦日(みそか)」と呼び、町家では月末は集金や棚卸し等で
忙しい日でした。あまりに忙しいので、そばを出前にとることから、月末に食べるそばを
「晦日そば」と呼んでいました。
その風習が大晦日だけになり時代とともに名前が変わり、「年越しそば」になったのでは
という説があります。
他にもこんなものがあります。
・そばは細く長いことから、長寿や繁栄を祈って
・そばは切れやすい食べ物なので一年に起こった嫌なことや、厄災を切り捨て
翌年に持ち越さないように願って
・金細工職人が作業で散らばった金粉をそば粉を用いて回収していたことから
金運が上がることを願って
といった縁起をかついで食べ始められたのが主な由来とされています。
【年越しそばの食べ方・食べる時間】
年越しそばは基本的に温・冷どちらの食べ方という決まりはないです。
ただ「ぶっかけそば」や「ざるそば」で食べる地域が多いようです。
年越しそばにはよくネギとエビの天ぷらがトッピングになっています。
ネギとエビにも意味があります。
ネギには「一年をねぎらう」
エビには「エビのように腰が曲がるまで長生き出来るように」
という意味が込められています。
食べる時間帯については基本的に自由です。
そしてよく言われているのは年をまたぐ前に食べることが良いとされています。
上記でもご紹介しましたが、年をまたぐ前に食べる理由は、そばに一年の厄災を切って、
翌年に持ち越さないようにという願いが込められているためです。
そして、そばを食べ残すと運が逃れていくなんて言われています。
弊社では、社風づくりの一つに「食べ物は残さず、無益な殺生もしません。」というものが
あります。環境を第一に考えて、食べ物・生き物に感謝をしながら日々活動しております。
今後とも、皆様に快適な環境を提供出来るよう日々努めてまいります。
来る年も変わらぬ御愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。