寒い時期、チャバネゴキブリは何処にいるのか
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寒くなってくるとゴキブリの姿を見なくなる、と思われている方も多いと思います。し
かし、現在日本で多く分布を広げているゴキブリの一種であるチャバネゴキブリは
たとえ見なくなると言われている寒い時期であっても、実はある条件が揃った所に生
息する事が出来るのです。
その条件とはずばり温度です。チャバネゴキブリは勿論、ゴキブリは寒さに非常に
弱く、通常20℃以下では活動する事が出来ません。しかし、逆に20℃以上の温度
が保たれている場所があれば生息し、活動する事が出来ます。
飲食店などに於かれましては、例えば冷蔵庫やコールドテーブル等、常にモーター
が稼動し、一定の熱が発せられている場所はチャバネゴキブリの棲家となる可能性
が高いと言えます。
また、調理台やコールドテーブル等に食べカスなどが付着していると、それらは気温
が低くなり、夏場に比べて行動範囲が狭くなっているゴキブリにとって格好の餌とな
ってしまいます。
勿論、FCCでは前述に挙げた場所を始め、ゴキブリの習性に基づき、好む場所を
全て把握した上で什器の奥や隙間も徹底的に施工をさせて頂いておりますが、食
べカスなどが残った状態ですと、そちらを餌としてしまう為、駆除効果をしっかりと
発揮出来なくなってしまいます。
また、食べカスだけでなく、ジュースやアルコールなど糖分を含んだ水分もゴキブリ
の好物となります。その為、対策として食べカスやジュースやアルコールが零れた
ままの状態とならない様に、拭き掃除の徹底をして下さい。
店内を清潔な状態に常に維持して頂く事により、食材や備品が納品される際にチャ
バネゴキブリが付着し、侵入してきた場合でも、施工がしっかりと駆除効果を発揮す
る事ができ、繁殖せずに駆除をする事が可能となります。
ただ、万が一様子がおかしいなと思われたり、ご不安に思われた際は、是非ともご
相談下さいませ。しっかりと原因を究明し、解決させて頂きます。