季節の変わり目!①~体調不良の原因~
9月に突入しました!
一年間で一番暑いとされる時期も過ぎ、これからはだんだんと涼しくなっていきますが、
体調はいかがでしょうか。
季節の変わり目に体調を崩す方は多いです。
なぜ体調を崩しやすくなるのかというと、その原因は、「寒暖差」にあります。
その寒暖差を把握しつつ、上手に体調不良と付き合い、改善するにはどうすればいいのか。
二週にわたり、〝季節の変わり目〟に関する知っておきたい知識をお届け致します!
【季節の変わり目、それはいつ?】
よく「季節の変わり目には体調を崩す」といいますが、その「季節の変わり目」とは
一体いつを示すのでしょうか?
気象庁の区分では、3月~5月が春、6月~8月が夏、9月~11月が秋、12月~2月が冬
とされています。
しかし実際に言われる「季節の変わり目」は、寒暖差が激しい時節を指します。
平均気温の変動が大きい月を見てみると、1ヶ月で5度以上の変動があるのが
3月~4月、そして9月~11月になります。6月~7月も4.5度と変動幅は小さいですが、
この辺りも季節の変わり目といえるでしょう。
【寒暖差が激しいときに起こる体調不良の原因】
「朝・昼・夜の寒暖差が激しい!」「昨日暖かいかと思えば今日は寒い!」
…多くの方がこう思った経験があるのではないでしょうか。
そんな季節の変わり目に起こる体調不良の一番の原因は、気温の乱高下による
自律神経の乱れにあります。
いわゆる「自律神経失調症」です。
自律神経には、日中や活動時に働く交感神経と夜間やリラックス時に働く副交感神経が
あります。
この2つの神経は、体温・発汗の調整、呼吸、循環、代謝などを司っています。
激しい寒暖差は、頻繁な体温・発汗の調整を余儀なくされます。
その結果、交感神経と副交感神経のバランスが崩れる「自律神経の乱れ」を
引き起こすのです。
その他の自律神経を乱す原因には、ストレスや生活リズムの乱れ・睡眠不足、
ホルモンの影響などが挙げられます。
元々このような原因があった上で寒暖差が重なり、自律神経を乱していることもあります。
【自律神経の乱れで起こる体調不良】
ストレス・自律神経の乱れから起こる体調不良は多岐にわたり、人によって症状も様々。
複数の症状が同時に出ることが多く、天気やその日の気分によって症状が良くなったりも
悪くなったりもします。
必ずしも同じ症状が継続するというわけではなく、日々症状は変化していきます。
そして、その変化する症状の中でも代表的な症状がいくつかあります。
次週は「自律神経の乱れで起こる体調不良の症状」を具体的にご紹介致します。
また、「季節の変わり目に気を付けたいこと」もご紹介しますので功ご期待下さいませ!