夏バテ予防を!
皆様、こんにちは!まだまだ残暑が続いておりますが、皆様、いかがお過ごしですか。
さて、今回は「夏バテ予防」についてお話させて頂きたいと思います。
暑い日が続くと、なんとなく体がだるかったり、食欲が落ちたりして、夏バテかな?と感
じる事はありませんか。この夏真っ只中、規則正しい生活を心掛け、夏バテしない体作り
を意識してみませんか?
夏バテになる理由とは、人間の体は、高温・多湿な状態に置かれると、体温を一定に保と
うとし、必要以上にエネルギーを消費します。汗をたくさんかく事で水分と一緒に体のミ
ネラルが失われて脱水症状になり、暑さで消化機能が低下し、食欲不振を引き起こしたり
します。
その状態が長く続くと、体が暑さに対応する事ができなくなり、様々な症状として体に影
響が出てきます。この状態が夏バテです。夏バテの主な症状は、「全身の疲労感」・「体がだ
るい」・「やる気が出ない」・「熱っぽい」・「下痢や便秘」等が挙げられます。
夏バテを予防する3つのポイントをご紹介します。大切な事は、やはり、規則正しい生活
を送る事が一番です。「バランスを摂れた食事、適切な運動、十分な休養・睡眠」という“健
康3原則”がとても重要になります。
食事では、ビタミンB1で疲労回復する効果がありますので、バランスの良い食事で暑い夏
を乗り切りましょう。更に、夏バテにならない為の体力作りとして、日常生活に運動を取
り入れてみましょう。
夏の暑い夜はなかなか寝付けなかったり、寝付けても眠りが浅くなったりする事がありま
す。十分な睡眠を取れないと、体の疲れが取れず夏バテになってしまう場合があります。
質の良い睡眠を十分に取って、夏バテを予防しましょう。
早寝早起きを心掛け、毎日決まった時間に就寝・起床しましょう。生活のリズムを整え、
十分な睡眠時間を確保する事で体の疲れが取れます。暑くて全然寝付けず、睡眠時間が短
くなってしまった時等は、日中に短時間の昼寝をすると疲労回復に効果があります。
夜になっても気温が下がらず、寝苦しい場合は、エアコンを使い寝室を涼しくするといい
ですね。また、夏場の入浴は、ついシャワーだけで済ませてしまいがちです。湯船に浸か
り、汗を流し、疲れを取る事で、 体はリラックスし、ぐっすりと眠る事が出来ます。
暑くて眠れない時は、体温が下がる時に眠りに入りやすくなるので、就寝1~2時間前に
40度以下のぬるめのお湯に10~15分浸かると良いそうです。ぬるめのお風呂には、副交感
神経を優位にし、気分を落ち着かせて心地よい眠りに誘ってくれる作用があります。
入浴前後には水分補給を忘れずにしましょう。また、就寝前にストレッチをすると体がほ
ぐれ血流がよくなり、リラックスでき眠りやすくなります。自分に合ったリラックス方法
を見つけ、快適な睡眠環境をつくってみませんか。
人間の体は、気温が高い・湿度が高いといった状況の時、汗をかいて体温を一定に保とう
と調節しています。この状態が長く続くと、体にたまった熱をうまく外に出す事が出来な
くなる事があります。
原因としては、汗をかいたり血管を広げたりして、熱を外に出す働きをする「自律神経の
バランスの乱れ」が考えられ、その結果、体力低下や食欲不振などの様々な症状が現れる
のが夏バテなので、不規則な生活は、さらに自律神経のバランスを崩しやすくしてしまい
ます!
食欲が無くても、バランスの良い食事を心がけ、睡眠を十分にとりましょう。良い睡眠は、
健康のカギですので、睡眠と入浴を軸に、生活リズムを改善し、夏バテ予防としてより快
適な生活を送ってみましょう。