効率的な蚊の撃退方法
皆さまこんにちは!
とうとう関東甲信も7月29日に梅雨明けが発表されましたがいかがお過ごしでしょうか?
平年より8日、昨年よりも30日遅い梅雨明けとなっており、梅雨が無い北海道を除いて全国でも梅雨明けしましたね!
梅雨が明けると夏本番となり一気に気温が上がるため、注意が必要です。
体が夏の暑さに慣れていないため冷房をつけて、こまめに水分補給をしましょう!
さて、今回は夏の風物詩でもある「蚊」についてご説明致します。
蚊は、媒介する感染症によって「地球上でもっとも人類を殺害している動物」と言われており、害虫としては人類最大の敵とも言えます。
世界では、マラリアやデング熱など蚊が運ぶさまざまな感染症で、毎年100万人が死亡していると言われています。
蚊のエネルギー源は糖分であり普段は花の蜜などを吸いますが、メスだけは産卵のための栄養源として吸血します。
なんとメスの蚊は人が出す炭酸ガスや皮膚の匂い、温度を感知することで吸血源を探します。
恐ろしいですよね。
また、吸血は卵の成熟のための行為であり、成虫の栄養になる物ではありません。
■なぜ痒くなるのか?
蚊が吸血後に痒くなるのは、吸血時に唾液を体内に送り込むからです。
この蚊の唾液には、麻酔物質・消化液・血液凝固抑制剤などが含まれています。
刺すと同時にこの唾液を注入することで、麻酔成分が吸血相手の痛みや痒みなどの感覚を感じさせないよう麻痺させています。
■蚊に刺されやすい人
・体温が高い人
大人に比べて体温が高い赤ちゃんや子どもは、蚊に狙われやすくなります。
・お酒を飲む人
アルコールが分解される際に発生する大量の二酸化炭素によって、蚊が集まりやすくなります。
また、体温も上がるため狙われやすいです。
・やや汗をかく人
滝のように汗をかく人より、ほどほどに汗をかき肌がしっとりしている程度の方が刺されやすくなります。
こまめに体を拭くことが効果的です。
・黒い服を着ている人
蚊は白黒で見えていて、黒や紺などの濃い色を好むため濃い色に寄ってきます。
更に黒は熱を吸収しやすいため、黒い服をきていると体温が高くなりやすいです。
■蚊の撃退方法
・左右ではなく、上下に叩く
蚊を退治する際に拍手のように左右から叩いて潰す人も多いと思いますが、蚊は逃げる際上下に逃げる習性があるため素手で潰す場合は手を横に構えて叩くのではなく、上下に挟んで潰すと良いそうです。
・扇風機をつける
蚊は飛ぶ力が弱いため、扇風機の風で追い払うことが出来ます。
また、蚊を惹きつける人のニオイを拡散し消臭してしまうのため、蚊は人がいる方向がわからなくなってしまうそうです。
いかがでしたでしょうか?
蚊に刺されないように、しっかり対策を行いましょう!