ダニのアレルギー対策
夏真っ盛りで、日差しが強いですね。
今週はダニについてご紹介します。
気温と湿度がともに高く、蒸し暑い日が続くと、ダニの活動も活発となるためです。
お天気の良い日には、しっかりとダニ対策を行いましょう!
■ダニがもたらすアレルギー
ダニが繁殖することで、ダニの死がい・フンの量も比例して急増します。
死骸やフンは時間の経過とともに、乾燥してさらに微細になります。
そしてなんと、浮遊粒子状になった物質は空気中に漂い、呼吸を通じて人体に取り込まれてしまうのだそうです。怖ろしいですね。
人体に取り込まれた物質が許容量を超過した場合に、アレルギー反応が起こります。
ダニは5~8月に繁殖しますが、死骸やフンの量が最も多くなるのは、そのあとの9~10月ごろといわれています。
9~10月は花粉のシーズンということもあり、ダニが原因のアレルギー症状であるかどうかについて、一見判別しづらいことがあります。
■ご家庭でも出来るダニ対策
掃除・換気を日頃から徹底し、室内美化に努めることで、アレルギー物質であるダニの死骸・フンを除去することができます。
①フローリング・カーペット・畳を徹底的に掃除機がけ
アレルギー物質は、掃除中に巻き上がるので、マスクを使用したり、空気清浄器を併用することも有効です。
フローリングはこまめに水拭きを行い、カーペットは定期的にクリーニング、畳は天日干しにすることをおすすめします。
②壁、カーテン、家具の清掃
巻き上げられたアレルギー物質は、床面以外にも付着しています。
壁紙や家具なども水拭きをおこない、カーテンも定期的に洗濯することをお勧めします。
③寝具の天日干し
自宅の中でダニが最も生息しているのはマットレスや布団だと言われています。
お天気の良い日には、しっかりと布団干しを行いましょう。
天日干しをした後は、掃除機をかけるのもポイントです。
―いかがでしたでしょうか。
ダニによって引き起こされるアレルギー症状は、個人差があるためなかなか気付きにくいケースもあります。
しかし、環境を衛生的に保つことによってダニの発生・繁殖を抑制することが可能です。
健康的に過ごすためにも、ダニのアレルギー対策に努めましょう!
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