コロナウイルスから身を守ろう
2020-02-07
皆さまこんにちは!
2月は節分にバレンタイン、4年に一度のうるう年などイベントが盛りだくさんですが、
いかがお過ごしでしょうか?
いま一番気になる話題と言えば、「新型コロナウイルス」です。
中国国内において新型コロナウイルス感染症の流行が拡大しており、日本国内においても
主に武漢への滞在歴、渡航歴がある人を中心に患者の発生が見られています。
新型コロナウイルスに対する警戒感が拡大するにつれて、店頭やオンラインストアでは
マスクの売り切れが続出しており、購入できる個数を制限するなどしています。
中国では薬局が転売目的で販売し、300元(約4,800万円)の罰金が課せられるなど大きな
社会問題となりました。
たしかにマスクで口や鼻を防ぐと「なんとなく守られている感」は得ることができますが、
医療専門家によると、コロナウイルスの拡大を防ぐうえでマスクの効果は限られてしまう
といわれています。
■そもそもマスクの役割とは
本来のマスクの役割はのどや鼻の乾燥を防ぐことやウイルスを他人に移さないための
道具であり、空気上に存在する埃や花粉、PM2.5等には効果はありますが、ウイルス自体
の侵入を防ぐことは出来ません。
但し、乾燥を防ぐことでウイルスが侵入しづらい環境を作り、増殖を防ぐことはできます。
■コロナウイルスはどのように感染するのか
コロナウイルスなどの呼吸器系疾患の原因となる病原体は目や鼻を介して感染する確率が
とても高く、2つの感染経路(飛沫感染・接触感染)があると考えられます。
飛沫感染とは、感染者のくしゃみや咳など「飛沫」に含まれるウイルスを口や鼻から
吸い込むことで感染します。
接触感染とは、感染者がくしゃみや咳を受け止めた手で電車やバスのつり革、ドアノブ
などを触ることでウイルスが付着し、ウイルスが付いたものを別の人が触れ、その手で
口や鼻を触り粘膜を通じて感染します。
潜伏期間がおよそ2週間あるため、感染している本人も気づかずに家族や他人にうつして
いる可能性があります。
■感染しないために
先ほど新型コロナウイルスの感染経路は、飛沫感染および接触感染とご紹介しましたが、
一番の予防対策は、こまめな手洗い・うがいなど一般的な衛生対策です。
また、くしゃみや咳をする際に絶対してはいけない事は〝両手で口と鼻″を覆うことです。
その手には、ウイルスを含んだ唾液がたっぷりとついており、その手でドアノブや
エレベーターのボタン、電車のつり革に触るとウイルスはあっという間に広がって
しまいます。
正しくは、マスクやティッシュ・ハンカチを使って口や鼻をおさえたり、肘をL字に
折り曲げて鼻と口を覆いましょう。
特に電車や職場、学校など人が集まる所で実践することが重要です。
いかがでしたでしょうか?
手洗い、うがいの他にも無意識に目や鼻など顔周りを触らない事も感染の予防につながり
ますので、意識してみましょう!