まな板とダスターの除菌・漂白
2016-11-25
飲食店で毎日使用される物である「まな板」と「ダスター」。
今週は食中毒防止のための除菌剤・漂白剤の正しい使い方をご紹介致します!
■まな板の黄ばみ汚れ
まな板の黄ばみは気になるポイントのひとつです。なかなか汚れが落ちないからといって、塩素系除菌漂白剤を原液のまま使っていたり、原液タイプの塩素系除菌漂白剤を必要以上に使ったりしていませんか?
正しい洗浄・除菌の仕方は、まず中性洗剤を使ってまず汚れをしっかり落とすことです。
汚れが入り込みやすい傷目に沿って、まな板専用ブラシで落します。
その後、塩素系除菌漂白剤で除菌・漂白を行ったのち、しっかりと水で洗い流し水気を拭き取った後、乾燥させましょう。
※除菌・漂白の際はキッチンペーパーをあてて液を使うと効果的!
乾燥時の注意点としては、まな板同士が重ならないように注意しましょう。
それでも汚れや黄ばみが落ちなければ、アルカリ洗浄剤を使った洗浄や、まな板削り、まな板の交換がおすすめです。
大きなまな板を除菌・漂白する際、まな板の一部が液に浸かっていない状態で大きなポリバケツにつけて漂白している様子をよく見かけます。
大きなまな板は、まな板全体をふきんで覆い、その上から除菌漂白剤をかけます。
除菌漂白剤がふきんにとどまることで、まな板全体の除菌・漂白をしっかりおこなえます。
■ダスターの汚れ
お客様をおもてなしするテーブルやカウンターの拭き取りに使用する「ダスター」。
ついつい一日ずっと同じ状態のものを使い続けていませんか?
汚れたダスターは水分と養分が豊富にあり細菌の繁殖に最高の環境です。
使用の都度洗剤でしっかり洗って除菌漂白剤で除菌・漂白をする事がお奨めです。
そういった行為が難しい場合でも、ランチからディナーのアイドルタイムをうまく利用して、塩素系除菌漂白剤に浸してしっかり除菌しましょう。
また、使い続けて毛羽立ってくると、異物として食品に混入する恐れも高まります。
お客様に不快な思いをさせ、クレームの原因になることもあるため、ダスターはストックを多めに持ち清潔なものにすぐ取りかえられるようにしておきましょう。
またダスターの材質にも一工夫!
タオルをダスター代わりに使うと、糸くずが出やすいため異物混入に繋がりかねません。「カウンタークロス」の使用をお奨めします。
―いかがでしたでしょうか。
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