これが正解!スプレー缶のガス抜き
今月の16日に、札幌市で大きな爆発事故が起きました。
爆発の原因は“消臭スプレー缶のガス抜き”。
なんと、室内で120本ものスプレー缶のガス抜きを行っていたとか。
常識で考えたら大変危険な行為です。
そんなガスが充満している状況で湯沸かし器を点火してしまい、引火・爆発してしまったそうです。
建物の外にはプロパンガスのボンベが9本あり、爆風の衝撃でボンベのガスが漏れてしまいこのような大きな爆発事故に繋がってしまいました。
飲食店でもガス缶のガス抜きをする機会は多くあるかと思います。
そこで今週は、スプレー缶の正しいガス抜き&捨て方についてご紹介致します!
1.缶の中がきちんとカラになったか確認する!
缶を振ってみて、シャカシャカと音が鳴ったらまだ中身が残っているかもしれません。
使い切ってから、ガス抜きにトライしましょう。
2.風通しが良い、火気のない屋外に移動する
一番大事なポイントです。
火がガスに引火してしまうため危険、というのもありますがガス自体を吸い込み続けてしまえば体調を崩してしまうので、ご注意ください。
3.ガス抜きキャップを使う
製品に書いてあるガス抜きキャップの使い方をしっかり読み、ガス抜きをしましょう。
ガス抜きキャップがない製品の場合は、噴射ボタンを押し、ガスを完全に抜くようにしましょう。
4.捨てる
取り外せる場合はキャップや噴射ボタンのプラスチックを分別し、缶部分は地域のゴミ出しに合った方法で捨てましょう。(不燃や資源ごみなど)
―いかがでしたでしょうか。
札幌市で起きてしまった大爆発に対して悲観するだけでなく、今後のご自身のガス抜き方法について今一度確認頂ければ幸いです。