ゴキブリの寿命知っていますか?
2020-09-04
皆様こんにちは!
あっというまに8月も終わり、9月がやってまいりました。
ジメッとした暑さもそろそろ落ち着くといいのですが、油断せずに水分補給や空調管理
などを心掛けて、体調を崩さないように過ごしていきましょう。
今回は、夏場に勢いを増す“ゴキブリの寿命”についてふれたいと思います。
暑い時期はゴキブリの繁殖活動が活発になりますが、
秋冬でもゴキブリは生息を続けていて、一年中油断のできない害虫です。
世界中には4000種類ほどのゴキブリがいるといわれています。
日本にいるのは約50種類ほどですが、一般家庭、飲食店などで目にすることが多いのは、
「チャバネゴキブリ」と「クロゴキブリ」です。
■チャバネゴキブリの寿命
ゴキブリの中でも、発育のスピードが速いとされるチャバネゴキブリですが、
そのぶん寿命は短く4ヶ月~8ヶ月前後とされています。
チャバネゴキブリの卵鞘が孵化するまでに要する日数は、約20日~27日のため
1ヶ月もかかりません。
孵化した後は、何度も脱皮をして約1ヶ月かけて成虫になります。
成虫後のチャバネゴキブリは、性別によって寿命に差があり「オスの寿命は約3ヶ月」、
「メスの寿命は約5ヶ月」です。
■クロゴキブリの寿命
クロゴキブリは、越冬休眠するゴキブリで卵や幼虫の時代を不向け1匹のクロゴキブリが
成虫になるまでには約1年~2.5年かかることがあります。
クロゴキブリの寿命は、数あるゴキブリの中でも長く生きる方であり、最大で3年を
超えることもあるそうです。
クロゴキブリの寿命は、一生の半分以上が幼虫期間です。
鞘卵から孵化するまでに約1ヶ月かかり、その後は約1年ほどを幼虫として生きます。
成虫として生きるのは数か月間です。
■ゴキブリの寿命は短いのに、なぜいなくならないの?
「繁殖力の強さ」も関係していますが、「住環境の変化」も影響しています。
寒さが苦手なゴキブリは、本来冬を越すことができないため冬は卵の状態で
あったとされています。
しかし、現代は暖房設備が発達したり、家電が普及するなどゴキブリにとって快適な
住環境が整備されているおかげで、一年中繁殖できるようになりました。
賢いゴキブリたちは、長い時間の中で冬の間でも暖かい場所があることを学んだのです。
また、温暖化の影響により以前に比べるとゴキブリも越冬しやすくなっています。
その証拠にゴキブリが少ないと言われていた北海道でさえ、冬でも目撃されるようになりました。
こうして彼らは冬でもひそかに生き、繁殖を続けているのです。
いかがでしたでしょうか?
上でも述べましたようにゴキブリは冬の間も死滅することなく生き延びるようになりました。
冬だからこそ油断せず、ゴキブリ対策を行っていきましょう!
FCCではゴキブリ駆除も行っております。
ゴキブリの被害に困っているという方は、ぜひお気軽にご相談下さい!