アレルギーの原因『ダニ』

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アレルギーの原因『ダニ』

▼詳細
旧厚生省の調査で日本人の3人に1人は、皮膚・呼吸器・目鼻のアレルギー症状がある事が明らかにされています。アレルギー性喘息やアレルギー性鼻炎、花粉症、アトピー性皮膚炎などが代表的です。

アレルギーの原因となる物質は「アレルゲン」と呼ばれます。
ダニやゴキブリの死骸や糞、ハウスダスト、カビの胞子、花粉、医薬品、動物のフケや毛、鳥の羽、金属、卵や牛乳などの食物もアレルゲンの一種です。
中でも、アレルギー性疾患の患者の8割程がダニアレルゲンに陽性を示すと考えられています。

ダニは増加傾向にあります。人間の生活の変化がダニにとっても暮し易い環境である為と言われています。

近年、建物が鉄筋コンクリート作りになり、高気密住宅が増加した事によって、換気不良でダニにとって住みよい環境に変化した事や、冷暖房の普及により一年中がダニにとって適温になった事などが原因に挙げられます。

ダニが生きていく為には、気温が20~30℃、湿度が70%以上、餌があるなどの条件が揃っている必要があります。

ダニの餌となるのは人間やペットのアカやフケで、これらはホコリの中に大量に含まれています。また、食べ物のカスやカビなども好んで食します。

棲みかは畳や絨毯、布団などが主で、カーテンやぬいぐるみ、衣類など布製品にも付着する事があります。

殺虫剤での駆除は効果的ではありますが、日頃使う布団や絨毯などに殺虫剤が残留してしまう恐れがあります。

そこで、棲みかとなる畳や絨毯、布団などは天日で両面をしっかりと干し、その後、掃除機で死骸やダニそのものを吸い取るのが有効です。
布団など叩くだけではあまり効果がないのですが、叩いた後に掃除機をかける事によってより多くのダニを吸い取る事ができます。

ダニは100%駆除するのは大変難しい害虫です。
ですから、日々の掃除を徹底し、少しでもアレルゲンの原因であるダニの数を減らす事によってアレルギー疾患を抑制していただきたいと思います。



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