危うく・・・繁殖前
今回は、
お店に着いて、まず近くにいたお客様に何気なく質問。
「最近、ゴキブリは見かけますか~?」
「いや~、最近は見かけませんね~。」
と、返答。
一安心しつつ、作業開始。
まず、気になったのが
「ちょっと、ゴミが多いな~。」
何度も訴えてきましたが、ゴミはゴキブリ繁殖に関して非常に危険です。
「いないんだから、いいじゃん。」
と、思われる方もおられるかと思います。
そうでは、無いのです。
ゴキブリは常日頃から、搬入物やら何やらにくっ付いて進入してきます。
勿論その場合でも、ベイト剤を食べてまたいなくなります。
が、時にはベイト剤に接触する前にゴミに紛れ込み住処としてしまうこともあります。
そのゴミの中には、ゴキブリの餌となるものも豊富にあります。
それで、わざわざ私たちが仕掛けたベイト剤を食べに出てこなくなってしまうのです。
今回の現場も、店員さんに出てないと言われていましたがゴミの中、熱源周り等に数匹ずつ何箇所かに生息がありました。
左の写真のこんな場所にも生息がありました。
市販の駆除用品です。隙間にゴキブリがいます。
こういった用品は、効き目は確かにあります。
しかし、それも定期的に交換してこそです。
時間とともに効き目は薄れてくるものです。
そうして、効き目が無くなったシェルターはゴキブリが安全に過ごすための『家』となってしまいます。
少しくらいの生息なら問題は無いかと言えばそうではありません。
雌雄一対のゴキブリは一回に30~40匹ほどの子供を生みます。
その子供は、2~3週間くらいで成虫になります。
そしてまた、雌雄一対のゴキブリが・・・
もう、考えたくも無いですよね。