この季節の特徴
2013-11-14
寒くなってきた、この時期ならではの生息箇所を発見しました!朝からの施工だったのですが、お預かりしている店のカギで、私と大御所のSNさんと施工先の扉を開けて、電気を点灯すると、店の中が大変な状況になっていました。フロアの床やカウンターを徘徊しているではありませんか。しかも、ものすごい数の成虫と子供が、生息していました。持っていった鞄や道具を、どこに置いていいかわからない状態でした。
そして、施工場所を打ち合わせて、いざ厨房から施工を開始していくと、フロアで見かけた数から考えて、厨房もかなりの生息があると見ていたのですが、そこまでの生息が見つかりません。おかしいと思いながらも、端から施工を進めていくと、冷凍用のストッカーにぶつかりました。動かして、モーター内部の施工をしようと中を覗いてみると、奥の角の部分に発見しました。(映像の状態です。)モーター内部の角や上部の隙間にかなりの数が生息していました。映像前は、角が見えないくらいの状況で、フェロモン臭が漂うほどの生息状況でした。最近、季節がら寒くなってきたので、暖かいモーターなどの熱源周りに集中していたようです。
お客様が、「夏ごろは、今よりも状態は悪かったんだけど、最近寒くなってきたからか、数が減ったんだよ。」と言われていたのですが、実は寒くなってきて厨房内の至る所を歩きまわるより、暖かい熱源に、ジッと固まっているだけなのです。ですから、夏場より数が減ったような間隔になってしますのです。外で、生息をしている場合でしたら、寒さに耐えられず死滅していく可能性もありますが、今は環境も良くなった家屋内であれば、越冬することができるのです。
しかし、FCCでは細かな場所まで、潜って生息状況を確認しますので、見逃すことはありません。2枚目の映像のように、生息があった場所に直接薬剤を塗布していきます。どんな状況や状態でも、最善を尽くして生息ゼロを目指します。日々、飲食業界では異物混入や衛生管理がとり立たされていますので、経営者や従業員の方は頭を悩ませているのが現状です。一つでも、環境衛生の分野でお力になれることがあれば、お申し付けください。まずは、状況の把握を行い、より良い環境造りを1店舗でも多く携われようにして参ります。