天井裏の隠れた奴
2013-03-14
今回は、港のレジャー施設の施工時のことをご紹介いたします。
その施設は、3階建ての建物でテナントといろいろな海の関係の事務所が入っています。
ここは、内部施設内の給湯室と天井裏にゴキブリの生息がありました。
港ということもあり、船着き場となっており、船が海外から入ってきたりしています。
また、輸入品なども扱っていますので、海外からの商品も多くあります。その商品の梱包用ダンボールなどから、侵入してきたと考えられます。
写真の映像は、天井点検口から覗いた状態です。
天井内部は、壁面が石膏ボードになっており、エアコンなどの配管が通っています。
映像からもわかるかとは思いますが、黒く店が付いていますが、ゴキブリの糞の後です。
この天井裏のゴキブリの種類は、ワモンゴキブリで、クロゴキブリやヤマトゴキブリよりサイズが1.5倍くらいです。
かなりの大きさでアフリカが原産です。
日本では、南西諸島や八重山諸島の屋外で生息しており、関東から西の地域の屋内の地下街や下水槽に生息しています。
また、今回の様に暖房設備のあるビルに住みついています。
以前、業務用のエアコン周りの発泡スチロール部分に卵を産みつけ生息していたことがあります。
その時は、エアコンからゴキブリが降ってきたと記録にあります。
次の映像は、FCCオリジナルコーキング剤を食べた後の死骸の状況です。
(映像は、FCCコーキング剤を塗ってから日にちがたった映像です。)
このワモンゴキブリで、成人男性の親指程の大きさです。
このように、天井裏に隠れていても、発生原因を検証して、生息ポイントに施工を施せば怖いことはありません。
今回のように、天井から降ってくることがありましたら、天井裏かもしれません!