什器タイヤ
パン屋さんに定期点検に伺いました。什器熱源などゴキブリの巣になり易い場所を中心に目視で点検していきます。
タイヤの付いた什器を移動させると、ゴキブリが数匹現れました。何処から出てきたのだろう?と、その什器を見渡します。
出所発見! タイヤです。タイヤのホイール?の内側の隙間に、少量潜んでいました。気温が下がってきましたが、ここ(パン屋さん)は、長袖の作業着で作業すると汗まみれになる程暖かい、というより暑い位です。深夜の作業でお店のスタッフは、いらっしゃいませんが、百貨店のデパ地下で気温は下がりませんし、パンを焼く窯の余熱や什器モーターの熱で20℃以上はあるでしょう。
冬になれば確かに、ゴキブリの数は減りますが、この様な空調の効いた建物は数多く存在します。以前は北海道などの北国では、ゴキブリは居ないといわれてきましたが、近年では大型ショッピングモールや物流システムの発展で北海道でも生息があるそうです。搬入物に紛れて建物に一度侵入してしまえば、建物内部はゴキブリが生息できなくなる、といわれている15℃以下には、ならないので十分生息していけます。
この様に冬場でもゴキブリの棲家は多数存在します。行動は鈍くなるので、姿を見かける機会は少なくなりますが、何処か暖かい場所で巣をつくりじっと潜んでいます。少しでも姿をみかけたら、その何倍かの数が生息している可能性があります。暖かくなり増殖する前のこの時期に、早めの駆除をお薦めいたいます。