2020年1月号:お客様アンケート返信文
Q1.「冬だからゴキブリはいないはずなのにいる。なぜですか?」
最近は気温が急激に下がり、ゴキブリを見かけなくなったという方もいらっしゃると思いますが、決してゴキブリが居なくなったわけではありません。
ゴキブリも人間同様気温が低すぎる場所は好みません。
冬場の飲食店では主に、什器のモーターや什器と壁の接地面、そしてゴミの中など、冬場でも暖かくなりやすい場所に潜んでいます。
もちろん厨房はゴキブリの隠れやすい所がたくさんあるのですが、特に寒い時期に気をつけて頂きたいのは「フロア」です。
冬場のフロアはテーブルの下、ソファー席の背もたれの隙間などお客様に近い場所が住家になってしまう可能性があります。
お店を閉める際はテーブルを上げて帰り、開店前の掃除の時にはソファー席の隙間や収納などを確認することでゴキブリは潜みにくくなります。
お客様に安心して食事を楽しんでいただける空間を作るためにも、ご協力いただけたら幸いです。
Q2.「ネズミを何匹も粘着マットで捕獲しているのに、いなくならない。どうしてですか?」
ずばり、ネズミの外からの進入路を塞いでいないためです。
冬、ネズミ達は暖を求めて必死に進入してきますので、簡単に塞ぐだけでは進入路を断ち切れません。
弊社はプロの視点で進入路を特定し、しっかりと
遮蔽処置をしますので、安心してお任せください。
Q3.「ドラマで飲食店の食中毒について放送していました。どのような対策が必要ですか?」
シンプルに、4つのことを心掛けて頂ければ幸いです。
1.前日に作り置きしない
大量に調理をした食材は無酸素状態になり、ウエルシュ菌が繁殖しやすくなります。
2.低温で保存をする
食中毒は高温多湿の環境で起りやすいです。
冷蔵庫は10度以下(5度が望ましい)、冷凍庫は-18度以下に保つことを徹底しましょう。
3.二次汚染に用心する
レジでのお会計や、電話対応で受話器を触るなど調理以外のことをした際には、必ず手を良く洗ってから調理を再開しましょう。
その他にも、まな板や包丁などの調理器具は、
「肉類はピンク」「海鮮類はブルー」「野菜類はグリーン」といった形で用途や食材別に色分けして使うようにすることを推奨します。
4.殺菌処理をする
加熱をすると、細菌を殺すことが出来ます。
また、まな板・包丁・スポンジ・布巾などの殺菌も忘れずに行いましょう。