2016年3月号:季節のムシ暦~虫とは、人にとって何なのか?~

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2016年3月号:季節のムシ暦~虫とは、人にとって何なのか?~

2016-03-03

私達は、食物に「ムシ」が入っていると「異物混入」として、大騒ぎをするが、世の中には、もっと凄い事のあるのには、ビックリした。
なんと、[廃棄物のカツ」が、堂々と店頭に並んだのだ。
これに比較すれば、異物の虫など可愛いものだ。
しかし、人は、虫を退治する。それは何故なのだろうか?
虫の姿を見ない冬場に、今一度、考えてみよう。
では、虫とは何だろうか。
実は、地球という「惑星」に登場したのは、「虫」は人よりも先なのである。
つまり、この地球では、人よりも先住民なのだ。
また、その生息数は、人よりも格段に勝り、世界の動物の4分の3が虫で占められているのだ。
それに、その種類は、90万種を下らないと云うすごさである。
では、この虫は、何時の時代に、この地球上に姿を見せたのだろうか。
また、虫の原点は、どうも水中の甲殻類と称する「エビ」や「カニ」の仲間の生物が、身体の部分の一つである付属肢という構造物を脚(アシ)や翅(ハネ)に変化させて、「トンボ」と云う姿になって空を飛ぶようになってからだと云う。
それは、今からなんと5億年も前の事のようである。
これに比較すると人間は、ずっと後世である。
人間の祖は、チンパンジーの祖から独立してから「原人」や「旧人」などの時代を経て、[新人]の誕生までに、およそ10万年を要した。それにしても、人類の地球上への登場は、「虫」よりもはるかに後世なのである。
たかが「虫」と云うが、虫には、この様なヒストリーがあるのだ。
こんな虫達を私達は、どのように認識し、どんな接し方をしているのだろうか、考えてみたい。
しかし、その接し方は、その人達の生活の場の状況によって、大きく異なるようだ。
同じ虫であっても、その人の生活の場が、農山村部なのか、都市部なのか、あるいは生産活動の場なのかで、その受け取り方は、かなり違うはずである。
一般的な判断基準は、人にとっての利害関係にあって、強いて整理するとおおよそ、次のように類別する事が出来る。

続きはこちらで →→→ FCCニュース2016年3月号


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