<今話題>飲食店のノロウイルス対策
2018-02-09
先月29日と30日に、同じ店の弁当を食べた男女107人が腹痛や下痢などの症状を訴えたことがわかりました。・・・原因は、「ノロウイルス」です。
東京都は、患者48人と弁当店の従業員2人の便からノロウイルスが検出されたことから、店に対して3日間の営業停止処分を命じました。
営業停止が起きてしまうと、お客様はそのお店と疎遠になってしまいます。
ですので、食べ物を扱う事業者にとってノロウイルスは経営に関わる大変シビアな問題になります。
そこで今週は、ノロウイルスを対策するにはどうすれば良いのかご紹介致します!
■ノロウイルス対策
point1.毎度しっかりと手洗い!
食事前・調理前後・トイレ後には必ず石鹸をしっかり泡立て、指・爪・手の平・手首まで丁寧に洗う事が非常に大切です。
手を拭く時は、手洗いタオルだと感染してしまう恐れがあるので、ペーパーシートで拭きましょう。
point2.トイレの際に用心する!
トイレは感染源が潜んでいる可能性が非常に高いです。
トイレへ行く時にはエプロンを必ず外し、専用の靴に履き替えることを徹底しましょう。
point3.とにかく触れる場所は消毒!
複数の人が触る場所と言えば、ドアの取っ手、冷蔵庫の取っ手、水道の蛇口などがあげられますね。その辺りを中心に行いましょう。
point4.食材はしっかりと火を通す!
食品中のウイルスは加熱によって死滅させることができます。
お客様の口にするもの全て、徹底して加熱しましょう。
野菜や果物などの生鮮食品は、水で丁寧に洗いましょう。
また、従業員に対して、普段の食事をしっかり熱を通したものにするよう指導することは大変意味のあるノロウイルス対策になりますので、是非早速実践して頂ければと思います。
point5.調理器具・調理台の除菌
まな板、包丁、食器、布巾などは使用後すぐに洗いましょう。
その中でも、包丁やまな板には特に注意が必要です。
まな板は、飲食店の場合はプラスチックのものを使い、使用後は次亜塩素酸ナトリウムで拭き、水洗いをしてしっかりと自然乾燥させることを推奨します。
―いかがでしたでしょうか。
例えお客様がノロウイルスの感染源だったとしても、店で集団感染をしてしまえば店のイメージはダウンしてしまうのが実情です。
今の時代SNSで要らぬウワサを拡散されてしまいやすいので、その対策としても、普段からトイレの中などに「出来る限りの感染予防対策をしております。お客様も何卒ご協力をお願い致します。」と、ポスターなどで店のポリシーを示すことも大事です。
弊社では殺菌・消毒サービスも承っておりますので、ノロウイルスをはじめ衛生管理にお困りのお客様はお気軽にご連絡くださいませ!