襖
2023-07-22
観光地の温泉宿の現場です。
トコジラミ発生有りのご連絡があり向かいました。
最近はコロナ禍前と同等に外国人旅行客が多いそうです。恐らくキャリーバッグ等の持ち物からの持ち込みが原因だと思われます。
ほとんどの部屋は和室で畳を裏返しての作業になります。
細かく調査してみるとご覧の通り、押入れのレールの部分や襖に血糞や生息が見られました。
トコジラミはゴキブリと違い、ほとんど動かないか何処かにじっと隠れていて、見つけるの大変苦労します。
トコジラミは吸血するので糞には血が混入していて古くなると黒ずんでいます。
この血糞が一番の目印です。大概は畳の縁や扉のレール、布団、マットレス等に多く見られます。
こちらの現場は襖に形跡がありましたので、外して上部を調査すると小さな穴があり、ここが巣になっていました。
襖はほとんど釘を使用せずに組み立てられており、その為の溝の穴の様です。
FCCではトコジラミの生態を考慮して生息箇所を徹底的に見つけ出し、巣に直接薬剤を施工する事により駆除効果を高めてトコジラミゼロを目指しております。