繁殖期を迎え要注意?飲食店で子ネズミを増やさない対策について
2021-04-13
皆さんこんにちは!
東京・神奈川をはじめとする関東圏内の害虫・害獣駆除対策を実施しております、株式会社FCCです。
繁殖期を迎えたネズミについて、飲食店で子ネズミを出さない、増やさない為の対策についてお伝えさせて頂きます。
【ネズミの生態は?】
飲食店や室内に発生するネズミは「家ネズミ」と言われており、ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミが主とされております。
ネズミの繁殖期は3月~5月、9月~11月とされており、今まさにネズミが増殖している時期と言われております。ネズミは一回の出産で6匹前後の子ネズミを産みますが、なんと家族交配をする事もあり、更にネズミが増える原因となっています。これがネズミ算と言われる所以です。
【ネズミはなぜ発生するの?】
ネズミが室内に侵入する機会は常にあると考えるべきですが、特に「気温の低くなる秋口から冬場」が最も多くなります。では、なぜネズミがこの時期に室内に侵入をするかと言うと、ひとつは寒さをしのぐためです。
ネズミは寒さが苦手です。冬場は屋外で生息するには厳しい環境になってしまいます。
子ネズミを育てる為にも暖をとれる室内に侵入をしてきてしまう事が多くなります。
そしてネズミが室内に侵入するもうひとつの理由が、寒い季節になると、屋外で餌を取る事が難しくなるためです。
春や夏、秋まで昆虫や木の実などネズミの餌になるものが豊富にあります、ただ気温の低い時期になるとこれらの餌となるものが少なくなり、餌を求めて室内、特に飲食店などは食材など食べ物が豊富にあるため、ネズミの生き延びる手段として室内に侵入してくるのです。
【どんなところから侵入するの?】
ネズミの侵入経路は様々です。ネズミの最大の特徴として強靭な前歯があります。
これはコンクリートや配管などを齧り破るほど強く、この前歯によって壁や天井に穴をあけ、室内へ侵入してくるのです。
ネズミは、一気に穴をあけて齧り破る事は無いですが、使っていない配管や、下水などを伝って、時間をかけ侵入してくるのです。その他、経年劣化によるクラック(ひび割れ)や破損個所からの侵入、以前侵入のあったネズミの通り道を使って入ってくることもあります。
【ネズミを繁殖させないためには】
ネズミを室内で増やさない一番の対策は、ネズミが侵入したいと思わない環境を作る事です。
①侵入をするような箇所は無いかを確認して頂き、室内にもネズミが侵入してしまうような穴が無いか確認する。
ネズミは時間をかけて穴を開け、屋内に侵入します。壁や天井などに、木くずや壁材のくずれたカスなどが見られた場合は、ネズミが齧っているサインかもしれません。
室内と同様に、屋外の壁や基礎部分もこのようなネズミのサインがないか確認してください。
②外周や室内にネズミの餌になるような食物は無いか、また保管はしっかりされているかを再確認。
ネズミが室内に侵入する理由のひとつは、餌の確保です。万が一ネズミの侵入ルートが出来てしまったとしても、餌がなければ定着する可能性を下げる事ができます。
清掃はもちろん、飲食店であれば食材の保管とその管理を徹底して頂き、冷蔵庫や蓋つきのケースに食品を入れておくことで対策ができます。
また、外のゴミ置き場や保管場所も重要です。ゴミが散乱しているような状態は周辺のネズミを引き寄せる事になるため、当然室内への侵入リスクも高まります。屋外、店外の清掃、整理も徹底してください。
ただ、これらの対策を取ってもネズミの発生は完全に防げるものではありません。
万が一、ネズミの気配や形跡があった場合、ネズミを室内で見かけてしまったなどの場合は、まず弊社FCCの無料の調査・お見積りをご利用ください。
FCCでは長年の経験や実績から、ネズミの発生しやすい箇所を把握しており、実地調査と合わせてネズミの発生を止めるためのご提案をさせて頂きます。
また、安心の1年保証(1年間、新たな発生を止めるための安心フォロー体制)で、完璧にネズミのいない環境をご提供させて頂きます。
子ネズミ自体の駆除は決して難しいものではありません。
ただ子ネズミの厄介なところは警戒心が薄く、人の目の前に出てしまいやすい事です。
ご飯を食べる飲食店であれば、衛生上の観点も含めて、ネズミの発生は致命的です。SNSなどによる情報の拡散も早い世の中ですので、確実な対策を取って頂きたいと思います。