秋風邪について
皆様、こんにちは!秋が深まり、サイクリング等が楽しめる季節になりましたね。風邪等
にかからない様、十分お気を付けて下さいね!さて、今回は、「秋風邪」についてお話させ
て頂きたいと思います。今年の8月前半あたりは猛暑で外に出るだけでも汗がふきだして
くる陽気でしたが、このごろは、一段落して、夜になると秋の気配を感じる日々ですね。
夏は楽しいイベントや出来事が沢山あり、疲れ知らずに連日遊んでしまいがちです。その
疲れがどっと押し寄せて来て、秋になると風邪を引いてしまう…。これを正式な病名では
ないですが「秋風邪」と言います。
秋風邪の症状はどのようなものでしょうか?何が原因なのでしょうか?をまとめてみまし
た。そもそも「秋風邪」とは特別な病気ではなく、秋になると引いてしまう風邪の事です。
症状も夏風邪や冬に流行る風邪と変わりありません。
しかし、秋の特異な環境ゆえに、秋風邪を引きやすい要因がそろっています。その要因を
以下に簡単にまとめました。夏から秋にかけて日本の気候は急激に変化します。夏は高温
多湿ですが、秋になると日中と夜の寒暖が激しくなり、空気もカラっとするので、気候の
変化に体がついていけず、自律神経や免疫が弱くなります。
また、夏の間に受けたダメージや、疲労物質が、秋になると、どっと押し寄せてきます。
この事が風邪やウイルスに対する抵抗力を弱める原因となります。では、具体的に秋風邪
の症状を見ていきましょう。基本的には一般的な風邪の症状と変わりありません。
吐き気は、通常の秋風邪であれば、食欲不振になる程度で強く症状として出る事はあまり
ありません。吐き気が強い場合は、別の病気、例えば、胃腸風邪やノロウイルス、ロタウ
イルス等に感染しているかもしれないので、自己判断せずに、医療機関を受診しましょう。
また、秋は気温差が激しいので、こまめに体温調節しないと熱や寒気の原因となってしま
います。昼間はクーラーが必要な程、汗ばむ陽気ですが、夜は上着がないと寒い時期もあ
ります。上手に服装を工夫して体温調節しましょう。
そして、秋は空気が乾燥するので喉の痛みが出やすい時期です。秋風邪以外にもイネ科ア
レルギーや喘息等、様々な原因があります。長い間、咳や喉の痛みが続くようでしたら耳
鼻科や内科に診察にいきましょう。
秋から冬の乾燥する時期におすすめの、喉の痛みの和らげ方をご紹介したいと思います。
乾燥するこの季節、喉の痛みの和らげ方を確認し、しっかりと体調を整えて生活して下さ
いね。
喉は呼吸をつかさどる場所なので、絶えず外気を取り入れている状態になります。汚れた
外気を取り入れてしまえば当然、喉の不調につながりますし、そこから風邪を引いてしま
います。そんな状況におすすめなのが、マスクの着用です。
マスクは空気中のウイルスや汚れをカットして外気を取り入れる事が出来、空気のフィル
ターの様な役割を果たします。また、マスクをする事は、口や喉の乾燥を防ぐ事が出来、
温かい息を吐く事により、マスクが蓋の役割を果たしてくれて喉を潤してくれます。
これは寝ている時が特に効果的です。寝ている時は乾燥に気づきにくく、朝起きたら喉に
違和感がある事も多いのではないでしょうか。寝ている時もマスクをすれば、汚れた空気
から喉を守るだけでなく、喉を乾燥から守ってくれる効果もあり、大変優れた道具です。
喉の痛みに悩んでいる方は、ぜひマスクを着用して生活する事をおすすめします。秋風邪
の特徴を簡単にまとめましたが、基本的な考え方は、夏に溜まった疲労を上手に抜き、体
調を整える事ですよね。