生活習慣で花粉症対策を!
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皆様こんにちは。
いよいよ3月に入りました。そろそろ花粉が気になる季節になりますね。今回は、そんな花粉症の対策について紹介したいと思います。
花粉症の症状でくしゃみや鼻水、鼻づまり、目の痒みなどに悩まされる方は多いのではないでしょうか?
多くの日本人が発症していると言われている花粉症は、飛散している花粉と接触する事で後天的な免疫が作られ、その免疫が花粉に対して過剰な免疫反応、所謂、アレルギー反応を起こしてしまう事を花粉症と言います。
花粉症の症状の代表と言えば、先程挙げたくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の痒みの4大症状ですが、それだけでなく、口呼吸によって起きる喉の痛みや、気管支炎、皮膚炎などの二次症状と呼ばれる症状も多くの種類があります。
日本の花粉症患者が増えた一つの原因として、食の欧米化が挙げられます。
高たんぱく・高カロリーの食事をしてしまうと、消化酵素の分泌が追いつかず、アミノ酸を充分に分解出来ないまま腸内で吸収されてしまいます。
分解が不十分なまま腸内で吸収されると、体内はそれを異物と判断し、抗体を増やしてしまう為、アレルギー症状を更に悪化させてしまうのです。
特に、小麦や油、肉、卵、牛乳、白砂糖などの摂りすぎは良くありません。花粉症患者で、普段から油物や外食、洋食、パン、甘いもの、餅や煎餅、卵類を良く食べている人は食生活の見直しが必要です。
逆に、食べる事により、花粉症の症状を軽減させる食品もあります。中でも和食(ご飯、魚、季節の野菜、酢の物、味噌汁)を中心としたメニューがオススメです。
特に魚には、α-リノレン酸やEPA、DHAなどアレルギー反応を抑制する働きがある成分が含まれていますので、花粉症で悩まれている方は出来れば毎日食べると良いでしょう。
また、鼻粘膜を刺激するものを控える事も大切です。
身近にある鼻粘膜を刺激するものとして、『タバコ』が代表に挙げられます。
タバコの煙には刺激性がありますので、花粉症で敏感になっている鼻の粘膜を更に刺激し、症状を悪化させる原因になってしまうのです。
他にも、ワサビや唐辛子、コショウなど刺激の強い香辛料も控えると良いでしょう。
日頃の生活習慣を見直す事で、花粉症の症状は大分変わってきます。
自身の食生活などの生活習慣は、花粉症を悪化させてしまうものか、軽減されているものか、一度見直してみては如何でしょうか?