環境モデル都市を初選定 横浜、北九州など6市町
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政府の地域活性化統合本部は22日、温室効果ガスの大幅削減に取り組む「環境モデル都市」に、横浜市など6市町を初めて選定した。6市町は今後5年間の施策を盛り込んだ行動計画を本年度中に策定、政府が財政面などで支援する。
モデル都市に選ばれたのは横浜市のほか、北九州市、富山市、北海道帯広市、同下川町、熊本県水俣市。
いずれも2050年までに二酸化炭素(CO2)を50%以上削減する目標を設定。具体策として、省エネ住宅の普及促進やバイオマス(生物資源)の活用、路面電車を軸としたまちづくりなどを挙げている。
環境モデル都市は、政府の地球温暖化対策の一環として今年4-5月に全国公募。複数自治体の共同提案を含め82件の応募があり、内容の先進性や地域性などを基準に審査していた。
また、追加選定する予定のモデル都市候補として京都市など7市区町を併せて選んだ。本年度中に選定手続きを行う。