猫とネズミと人の関係
2020-02-14
皆さまこんにちは!いかがお過ごしでしょうか?
今月の2月22日は、にゃんにゃんの日(猫の日)だそうです。
こちらは、日本の猫の日実行委員会が1987年に制定した記念日だそうです。
また、世界猫の日は8月8日とされ、他にも黒猫の日や猫をハグする日など猫が関連する
記念日は多くあり、猫と人間は身近な関係であると分かります。
猫を題材としたキャラクターやアニメ作品も数多く存在しており、なかでもトムとジェリーは
ご存知の方も多いのではないでしょうか?
猫のトムがネズミのジェリーを追い掛け回すシーンがとても印象的ですよね。
このように猫とネズミにも深い関係があります。
実は、猫が人間に飼われるようになったきっかけはネズミにあるといいます。
■猫とネズミと人の関係
人類と猫との関係が始まった場所は、メソポタミアであると考えられています。
今からおよそ1万年前に、チグリス川とユーフラテス川の場所で土地を耕して作物を栽培する
農耕が始まったそうですが、農耕を始めた人々を悩ませていたのが収穫した麦などの穀物を食い荒すネズミでした。
しかし、幸運なことにメソポタミアには猫の祖先となる野生のリビアヤマネコが
生息していたことです。
人間の寝静まった夜中にこっそりと集落の中に忍び込み、穀物倉庫に住みつくネズミを
捕まえて食べていたそうです。
そのうち村の人々もリビアヤマネコの存在に気づき、人間が大切にしている穀物には手を出さずに食害をもたらすネズミだけを捕食したことが、人間にとって利点だと気づきました。
また、次第にその魅力にもとりつかれ家畜化が進み、生活を共にするようになりました。
現在も一部の農家でネズミ狩りを目的として、猫を飼われているご家庭もあるそうです。
いかがでしたでしょうか?
ネズミを退治する猫本来の役割も、時代の変化と共に失われつつあります。
しかし、少なからず何かしらのストレスを感じている私たちの心を、猫たちが癒してくれているのは事実ですので、1万年前から続くこの関係を大事にしていきたいですね!
FCCではネズミの駆除も行っております。
ネズミの被害に遭って困っているという方は、ぜひお気軽にご相談ください!