梅雨に増えるチャタテムシ
2019-06-28
皆さまこんにちは!
湿度が日に日に増していく中、いかがお過ごしでしょうか?
湿気が多いと、せっかく決まった髪型も崩れてしまうため1日のやる気が落ちてしまいますよね・・・
また梅雨の時期に1番困るのがカビの発生ですが、カビとセットで繁殖する虫がいます。
それが「チャタテムシ」です。
今回はチャタテムシについてご説明致します!
■チャタテムシの生態
チャタテムシとは、体長1㎜ほどの淡黄色をした小さな虫で、よくダニと間違えられます。
カビ類を好みますが、食品のカスや人から出るフケ、埃も好物です。
チャタテムシは英語で「booklouse(ブッククラウス):本のシラミ」と呼ばれるほど本を生成するノリを好んでいるため、しまっていた本を開いた時に姿を見かけることが多いです。
年中生息していますが、湿度の高い夏から秋にかけて多く発生し涼しい場所が苦手です。
逆に蒸し暑く湿度の高い環境を好むため、世界各国と比べて湿度の高い日本は彼らにとってとっても住みやすいのです。
■チャタテムシによる被害
人に危害を与える虫ではありませんが、大量に発生すると食品の中に侵入し、誤ってチャタテムシを食べてしまう恐れがあります。
また、死骸が乾燥して空気中に舞ったものを誤って吸い込んでしまった場合にアレルギーを引き起こしてしまう可能性もあります。
■予防方法
1.防カビ対策&除湿をする
チャタテムシはカビを食べる為、カビが発生しないよう定期的に部屋の換気をしましょう。
動かせるものは動かして日光に当て、埃がたまりやすい場所はこまめに掃除を行いましょう。
2.食材は密閉容器で保管をする
小麦粉や乾麺、チーズやビスケットもチャタテムシの大好物。
チャタテムシのエサになる食材は隙間から入られないように密閉容器に入れて保管をしましょう。
3.ダンボールは素早く処理する。
チャタテムシが部屋に侵入する原因はダンボールです。
ダンボールに付着したチャタテムシがそのまま家に侵入し、住みついてしまいます。
ダンボールで届けられた荷物はすぐに取り出して、空になったダンボールは
すぐに処分をするか外に出しておくことをお勧めします。
いかがでしたでしょうか?
チャタテムシは非常に繁殖力が高く、どの家庭にも住みつくと言われています。
チャタテムシが発生しにくい環境を作り、残りの梅雨も快適に過ごしていきましょう!