春とカビ
皆様、こんにちは!
カビ、というと、まだ少し先の話、梅雨の時期だと思っていませんか?
実は、カビの季節は春から始まっているのです!
まず、カビが生える4つの条件を見てみましょう。
1. 酸素
2. 温度(20度~30度くらいが一番カビが生えます)
3. 湿度(湿度80%以上がカビにとっては最適)
4. 栄養(汚れやホコリを栄養にカビは繁殖します)
酸素はもちろん、温度は春、条件を満たしています。では、湿度は?と思いますが、冬の間にも、窓の結露や汗を吸い取った布団をしまう押し入れなど、湿度を上げる要素は季節を問わずにあふれています。
そこへ、春の暖かさが加わると、カビが繁殖してしまいます。そして、梅雨になったときに一気にカビが増殖するのです。
カビを防ぐには、まず、やはり換気です。
窓を開けても寒くないこの季節、お掃除の時はもちろん、一日に数回、窓を開けて換気をしましょう。
さあ、窓を開けて、お掃除!そこで注意したいことがあります。
カビを掃除機で吸わないことです。
掃除機で吸い取ったカビが、排気口から勢いよく出てきて、お部屋にカビをばらまいてしまいます。
また、乾いた雑巾でカビを拭いてはいけません。
細かくなったカビは目に見えず分散し、部屋中に飛び散ります。そして、そこから新たなカビが発芽するだけです。つまり、カビが繁殖しやすくなったということになります。
だからと言って、水ぶきも逆効果なのです。。
カラ拭きがダメならと、水拭きをすると、カビに湿気を与えることになりカビの繁殖がより進みます。
一番いいのは、アルコールでの消毒です。
水ではなく消毒用アルコールを使って、ゴシゴシとこすり、消毒をしましょう。
風を通し、お掃除をしっかりして、キレイスッキリ、明るく楽しい春を迎えましょう!!