春、羽根布団のお手入れ
みなさま、こんにちは!
桜満開の季節を迎え、朝、布団から出るのも億劫ではなくなりましたね。
今回は、冬の間、よい眠りを与えてくれた羽根布団のお手入れについてお伝えします。
人は毎日、睡眠中にコップ一杯程度の汗をかきます、と、よく耳にしますね。
しかし、 布団は洗濯ができないので、汗や汚れ、そしてそこから発生する
雑菌やカビなどを防ぐためにも、「カバーやシーツ」を掛けるようにしましょう。
朝、起きてからすぐにベッド・メイキングはせずに、
布団をめくって湿気やぬくもりを発散させておきましょう。
しばらくたったら窓を開けて、布団をふんわりと持ち上げ、空気を含ませるようにして整えます。
空気が通ることで、羽毛は動いてかさ高が増し、保温力が高ります。
また、中の湿気を追い出して、布団の寿命も延び、その日の晩、より快適に眠れます。
布団を干す時は、朝夕の湿気の多い時間は避けましょう。午前10時頃~午後3時頃がよいでしょう。
また晴れていても、前日の湿気が残っているので雨の翌日は避けた方が無難です。
布団の表面のほこりやダニが落ちれば、人体に影響はないので、取り込むときもあまり叩かず、
手で軽く払って、あとは直接布団に掃除機を掛けるか、コロコロをかけると清潔に保てます。
なんとなく布団が湿って重いな、と感じたときは、やはり窓を開け、お部屋の空気を入れ替えながら、
羽根布団をやさしく折りたたんで、中の空気を押し出します。
その後、空気を含ませるように元に戻すと、羽根布団の中の空気が入れ替わって、またふわふわになります。
少しのお手入れで、また明日も気持ちの良い朝を迎えられることでしょう!