悪臭の原因『グリストラップ』を清掃しませんか?
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悪臭は、騒音や振動と並ぶ感覚公害です。
不快感をもたらし、生活環境を悪化させる要因となる悪臭公害は、昭和40年代に苦情や陳情が著しく増加し、全国的な問題となっていました。
地球上には約40万種類の臭いがあると言われています。その中で、良いと感じられる臭いというのは約20%しかなく、残りの80%は個人差はあるものの不快と感じられる悪臭の分類にふくまれます。
平成8年に悪臭防止法の改正により「臭気測定法による臭気指数規制」が導入され、 測定値(臭気指数)により、悪臭の発生源である事業者に対し、市町村が改善勧告・改善命令を行うようになり、測定値は罰則の対象となりました。
これにより近年では臭気判定士という国家資格に注目が集まり、臭いの分析、測定と環境管理の為に、資格取得をするケースが増えています。
かつての苦情の対象は畜産農業や大規模生産工場等が中心でした。しかし、近年では都市化が進んだという理由もあり、飲食店等の小規模店舗や一般家庭が悪臭発生の中心として代わってきています。
飲食店舗の中で特に悪臭の原因となりやすいのが「グリストラップ」です。
グリストラップとは、排水に含まれる生ゴミや油脂等を分離収集する場所です。下水道の保護を目的として、飲食店や学校給食センター、ホテル、病院等の業務用厨房には建築基準法で設置を義務付けられています。
業務用厨房からの排水には、多量に油脂分が含まれており、油脂分の冷却凝固は、配水管のつまりの原因になります。また、河川や下水に流れ出て悪臭を発したり、ヘドロの原因にもなります。汚れているグリストラップ内ではチョウバエ等の害虫の繁殖など弊害も発生します。
グリストラップの清掃はお店の悪臭の発生を防ぐだけなく、店内の衛生面にもかかわります。ご来店下さるお客様に気持ちよく過ごしていただくためにもお薦め致します。