店員がノロウイルス!
2018-11-23
そろそろノロウイルス対策が気になる今日この頃。
もし、飲食店の店員さんがノロウイルスにかかってしまったら、お客様にも感染してしまい大変な事態になるかもしれません。
そこで!今週は、従業員がノロウイルスに罹った場合の対処についてご紹介致します!
■前提として…
まず、前提としてはノロウイルスに感染しないことが大切です。
食事前や調理前後。そして、トイレの後は特に注意して、丁寧に手洗いを行いましょう。
トイレにいく際も、当たり前ですがエプロンは外し、トイレ専用のスリッパに履き替えましょう。
■従業員が感染した!どうすればいい?
ノロウイルスの症状は、嘔吐・吐き気が強烈に起きるのが特徴であげられます。
吐き気や腹部膨満を感じたら、危険サインかもしれません。
従業員がそういった症状を感じている様子でしたら、出勤前に病院に行かせるようにしましょう。
また、もし勤務最中にそのような症状が起きた場合は、迷わずすぐに病院へ行かせましょう。
■お店で従業員が嘔吐・下痢!どうすればいい?
【point1 速やかな処理】
嘔吐や下痢があった場合は、速やかに処理を行います。
処理をする人は使い捨てエプロン・マスク・ビニール手袋・シューズカバーを必ず着用しましょう。
いざという時の為に、冬本番がやって来る前にこれらのアイテムを用意しておくと安心です。
処理に使った雑巾や、汚れがついてしまった衣服はビニール袋に入れて密封し廃棄します。
処理をしている最中は汚物がはねることがあるので、周囲の人は3メートル以上離れるようにすることを忘れないようにしましょう。
【point2 徹底的に消毒】
汚物処理後は、塩素系の消毒剤で店内・トイレを拭き取り、食器も消毒しましょう。(熱湯消毒も可)
ノロウイルスが床や畳に残ってしまった場合、乾燥して空気中に舞い上がってしまいます。
汚物をしっかり処理した後は、二次的な感染を防ぐために殺菌消毒を徹底しましょう。
店内にあった食材は、念のために全て廃棄をすることを推奨します。
【point3 加熱の徹底】
食品中のウイルスは加熱をすることによって死滅させることができます。
提供する料理は加熱を徹底する事はもちろん、従業員自身の日頃の食事でも充分に加熱した料理を摂るように呼びかけましょう。
―いかがでしたでしょうか。
万が一に備え、日頃の手洗いや準備(使い捨てのエプロン等)を徹底して安心して冬の営業をしたいものです。
FCCでは殺菌消毒サービスも承っております。
ノロウイルスが起きてしまった際の衛生対策に。