屋根裏で運動会 ネズミの気配を放置していませんか
だいぶ寒い日が続いており、様々な生き物に厳しい時期を迎えております。
今回はまだ見えない、ネズミについて注意してほしい点をまとめました。
・屋根裏で運動会?カリカリ引っ掻く音は危険
ふと夜に天井で物音が。
何か生き物が駆け抜ける音があった場合はネズミが屋根裏に侵入しているサインです。
そのままその物音を放置していると、音の数が増えたり、カリカリと何かを爪で引っ掻く様な物音がしてくるかも知れません。
その音がし出すと、これはネズミが室内に侵入するサインです。
ネズミは強靭な前歯で木材やビニール管など簡単に穴を開けてしまいます。
カリカリと引っ掻く音がしだすと、これは穴を開けて室内に侵入の準備をしているのかも知れません。
一度ネズミの侵入を許すと、至る所に穴を開け室内の食料や餌になるゴミなどを漁り始めます。
こうなると、いくら穴を塞いでもすぐにまた新たな穴を開けて侵入してきます。
日中は屋根裏に潜み、夜間に室内で悪さをして、最悪の場合電線などを齧りスパークさせて火災を引き起こす恐れもあります。
・屋根裏へのネズミの侵入を防ぐには
屋内への侵入ルートは屋根裏や壁の中が多く、それらが外と繋がっており、天井や壁を破り侵入してきます。
では室内侵入を防ぐために、未然に屋根裏や壁の中までのネズミの侵入を防ぐにはどうしたら良いのかと言うと、建物の外周を確認する事が大事になります。
外壁にクラックがあったり、使われていない配管が剥き出しになっているなどでネズミの侵入を許してしまいます。
また、建物の基礎部分の通気口の格子が古い物だと欠けていたり、ネズミが通り抜けるのに十分な幅の場合があります。
これら基の状態でもネズミが入れる場所がある事を認識して確認する事が重要です。
そして、対策としては屋根裏や壁の中に忌避剤を入れる事で、たとえ外周からの侵入経路がわからなくても、ネズミが居づらい環境を作る事で、室内侵入を防ぐ事が出来ます。
ただし、これらは専門的な知識を要する場合がある為、もし屋根裏でネズミの運動会や気配を感じた場合は速やかに、専門業者へ相談する事をお勧め致します。