室内のカビ対策 ① ~発生原因と発生場所~
皆様、こんにちは!
ついに、関東甲信地方は6月5日に梅雨入りしました。
雨が続いてしまうので、ついつい部屋干しをしてしまいますね。
部屋干しは洗濯物が乾きづらく、日光消毒による殺菌効果も期待できないため、
“雑菌”が繁殖しやすくなってしまいます。
そして、その“雑菌”の繁殖は、部屋干しの“嫌な臭い”を発生させます。
また、梅雨の時期に部屋干しをすると、元々高かった部屋の湿度がさらに上がるため、
窓ガラスは結露だらけになってしまいます。
なかなか厄介な時期ですね。
突然ですが、梅雨といったら何を思い浮かべますか?
「雨」「紫陽花」「カタツムリ」そして…
「カビ」を思い浮かべた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ジメジメとした梅雨時は、やはり、カビが気になります。
そんな気になるカビの対策を、二週にわたりご紹介致します。
今週は室内のカビの「発生原因と発生場所」です!
敵を倒すためには、まずは敵を知ることから!
カビの発生原因・発生場所を知って、カビ対策をしましょう。
●カビが発生する原因●
カビの発生に必要な条件は、「酸素・温度・湿度・栄養分」がある事です。
<カビが発生する4つの条件>
酸素 … カビは酸素なしでは生きられません。
温度 … 15~30℃。カビによっては、低温で成長する種類もあります。
湿度 … 70~95%。高湿度になるほど成長が早くなります。
栄養分 … 内装材、食物の食べこぼしなどのゴミ、皮脂、ホコリなどがエサになります。
これらの条件を断つことが予防につながります。
●カビの発生しやすい場所●
室内におけるカビの発生しやすい場所は以下の通りです。
・バスルーム
・洗面室
・キッチン
・押入れ
・下駄箱
・窓ガラス
・和室(畳)
いずれも、水気のある場所や、空気がこもりがちな場所になります。
湿度が高い梅雨時は、換気や除湿を心がけることが大切です。
湿度計をおいて普段から湿度を意識する事をお勧めします。
次週は室内のカビの「発生場所別、カビ対策」をお話し致します。
カビの生態を知って、快適な環境をつくりましょう!