“冬、ゴキブリが好む部屋”特徴4つ
気温が低い今日この頃。
ゴキブリの姿をほとんど見なくなったと感じる方が多いのではないでしょうか。
しかし、冬だからといって、ゴキブリがいなくなったわけではありません。
そこで今週は、“冬、ゴキブリが好む部屋”特徴4つをご紹介します。
■1:室内の温度がいつも暖かい
冬の間、部屋をいつも暖かくしている家は要注意。
屋外に生息し、家の中に侵入してくるクロゴキブリは22℃ぐらいを好みます。
さらに、“気温25℃以上”はゴキブリの繁殖が活発になる温度といわれていますので、
部屋の中をいつも暖かくしていると、ゴキブリを活動させてしまうことになります。
冬の間にできるゴキブリ対策は、時々窓を開けて外気を取り入れることです。
氷点下で生き延びられるゴキブリは少ないと言われています。
■2:お歳暮などが入っていた段ボールを片付けない
お歳暮の時期なので、段ボールがたまっていきます。
また、ミカンやリンゴ、ジャガイモ、玉ねぎなどを箱買いして、生鮮食品が入っている
段ボールを室内に置かれている方もいらっしゃるかもしれません。
実は段ボールの断面にはスキマがあり、このスキマがチャバネゴキブリの棲家になります。
生鮮食品が入っている段ボールはゴキブリにとって“エサ付のお家”。絶好の棲家です。
使用しない段ボールは積み重ねておかず、捨てましょう!
■3:コンロ、キッチン周りの掃除を夏以降してない
わずかな水さえあれば、生き延びることができるゴキブリ。
キッチンは水があるだけでなく、食料の宝庫のため、ゴキブリが活発に動くスポットです。
今は姿が見えないかもしれませんが、夏の間にゴキブリは糞をしているはずです。
なんとこの糞、幼虫や成虫を呼び寄せるフェロモンを発しているそうです。
ここしばらくコンロの下やキッチンの収納などの掃除をしていないという方は、
大掃除で徹底的に掃除をする必要があります。
■4:本棚に“古い本”がある
雑食のゴキブリは当然本も食べます。本棚に発行年数が古い本はありませんか?
古い本は、製本で“動物性接着剤”が使われていることもあります。
なんと、ゴキブリは動物性接着剤を好んで食べるのだそうです…!
本がたくさんある家は、本の整理整頓をしつつ、周囲にゴキブリの糞が落ちていないか
確認してみることをおすすめします。
―いかがでしたでしょうか。
冬の間の過ごし方によって、春夏のゴキブリ遭遇率が変わってきます。
しかし正直なところ、ご紹介した対策だけではゴキブリの完全駆除は不可能です。
完全駆除を目指すには、業者に任せることが一番確実で安心と言えます。
ゴキブリの生息数が少ない今、撃退するチャンスなのです。