ヤスデ、コバエ対策
こんにちは!
関東甲信地方の梅雨明けは、平年7月21日頃ですが、昨年は7月10日頃でした。
今年の梅雨明けは、はたしていつ頃になるのでしょうか。
そんな梅雨の時期は、害虫が発生しやすいです。
そこで今回は、梅雨時に大量発生する事が多い〝ヤスデ〟と〝コバエ〟について
ご紹介します。
【ヤスデ】
梅雨の時期に私たちがよく見るヤスデは「ヤスヤスデ」と呼ばれる種類のヤスデです。
特徴としては体の色は褐色、体長2センチくらいで足がたくさんあります。
ムカデとの見た目の違いは足の本数です。
ヤスデはたくさんあるのに対して、ムカデは一つの体節に1対の足しかありません。
ヤスデは本来は落ち葉や石、朽木の中で腐植質を食べて生きています。
このヤスデの繁殖期は5月と9月になります。
ヤスヤスデが梅雨の時期によく見るようになるのは、
梅雨の時期に長い雨で地中の水分が増えるからだといわれています。
水分が増えると上へ上へ行こうとして、人家の中に侵入してきます。
見た目が気持ち悪く、刺激臭を出すので、不快害虫として扱われています。
【コバエ】
コバエは2013年から梅雨の時期に大量発生が報告されています。
特に大量発生が報告されているコバエの種類は「チビクロバネキノコバエ」です。
略称として「キノコバエ」、「クロキノコバエ」、「クロバネキノコバエ」
なんて呼ばれたりもしています。
コバエの本来の生息地は、水分を適度に含んだ腐葉土がある畑や植木ですが、
家の中のお風呂や台所の排水溝、ゴミ袋の生ごみなども同様の環境であるので、
そこから沸いてくることもあります。
このキノコバエは主に植物の根や種子を食べるので、生ごみを放置していると沸きやすく、
観葉植物の腐葉土に混入した卵から、成虫が室内に発生するケースが多くみられます。
体長が0.5~2mmほどなので換気扇やクーラーから入ってきたり、
小さな通風口を通して沸いてきます。
そして梅雨の時期には早朝(7時~10時頃)に活発になることが多いようです。
●対策と駆除●
【ヤスデ対策】
ヤスデは屋内に侵入してこないように、殺虫剤で駆除して防ぐ方法が簡単で効果的です。
家屋の周りや良く見かけるところに散布すると家内に入ってくる量はかなり減ります。
そしてヤスデは、つるつるとしたところを上ってくることができません。
ガムテープやステンレス板を侵入してきそうな家屋の周りの柱や壁に貼ることでも、
侵入を防ぐことができます。
【コバエ対策】
コバエに殺虫剤を使うと後の処理が大変です。
殺虫剤を使った後はぼとぼと落ちているので、掃除機をかけたりしないといけません。
そんなコバエ対策には、手作りの〝めんつゆトラップ〟が有効という情報があります。
<めんつゆトラップの作り方>
必要なもの
・めんつゆ(3倍濃縮)またはお酢
・洗剤(出来ればみかんやグレープフルーツなどの柑橘系)
・お水
・容器(紙コップ可)
作り方
1. 容器に水を1~3㎝ほど入れる
2.そこにお酢またはめんつゆを加える
3.洗剤を5滴ほど垂らす
4.コバエがわいてくる所の近く(3角コーナーやゴミ箱の近く)に置く
5.1週間ほど放置
…しかし、店舗・ビル・工場で〝めんつゆトラップ〟を起用するのは
現実的ではありません。
弊社は、コバエ・チョウバエ駆除のスペシャリストです。
コバエの発生でお困りのお客様に、確実駆除をご提案致します。
無料見積りを承っておりますので、ぜひ一度ご相談下さいませ。