パンデミックの歴史
2020-10-23
皆様、こんにちは!
今年もインフルエンザシーズンが近付いてまいりました。
くわえて今年は新型コロナウイルスのも注意しなければなりません。
新型コロナウイルスのような世界的大流行した感染症の事を「パンデミック」と呼びます。
■主なパンデミックの歴史
・黒死病(ペスト)
ペスト菌の感染によって起きる感染症。
黒死病の名前の由来は、感染者の皮膚が内出血によって紫黒色になることに由来します。
14世紀ごろヨーロッパで大流行し、当時のヨーロッパ総人口の約3分の1の感染者を
出しました。
およそ2500万人から3000万人もの死者を出したとも言われています。
・スペインかぜ
1918年から1920年に世界各国で極めて多くの死者を出したインフルエンザ。
世界中で約5億人が感染したと言われています。
日本でも多くの感染者を出しました。
名前の由来は第一次世界大戦のさなかスペインが大々的にこのインフルエンザを報道したため、発生源がスペインという誤った情報からその名がついたと言われています。
・エイズ
後天性免疫不全症候群を英訳し頭文字のAIDSを取ってエイズと呼ばれます。
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が免疫細胞に感染し、免疫細胞を破壊して
後天的に免疫不全を起こす疾患。
サハラ砂漠以南のアフリカで流行しており、南部アフリカ諸国においては1990年代以降AIDSによる死者の急増によって平均寿命が低下している現状があります。
■新型コロナウイルス
2020年3月11日、WHOは新型コロナウイルスに対し「パンデミック相当」との
認識を示しました。
パンデミックにおいて怖いのは感染と同時に、パニックによる情報の交錯です。
悪意のあるデマなどに惑わされないよう、情報をしっかり見極めコロナ禍を
乗り切りましょう!