ネズミの被害を知ろう!
2019-09-13
皆さまこんにちは!
月曜日に関東に上陸した台風はコンパクトながら、勢力がとても強く、被害に遭われたかたも多いと思いますが、皆さまご無事でしょうか?
そして、台風通過後は猛暑になることが多いので、油断せず水分補給をしっかり行いましょう。
近年では大都市を中心にネズミの被害が多くなっているのをご存知でしょうか?
秋は繁殖時期でもあるため、より被害が増えてしまう場合があります。
ネズミは主に高層ビル街を中心に繁殖をしていますが、最近では住宅街でも多くなってきているようです。
室内にネズミが侵入しているサインは、
・糞や獣くさいような独特のニオイ
・鳴き声がする
・夜中にカサコソ動き回る足音
などです。
ネズミと言っても何種類も存在し、生態も異なります。
日本では、20数種類のネズミが知られていますが、野外に棲息する野ネズミに対して、住宅やビルなどに出没するネズミを家ネズミと呼び、代表的なのは「ドブネズミ」「クマネズミ」「ハツカネズミ」の三種類がいます。
ドブネズミは、体長18~28㎝と大きく、水が多い所を好むため下水道や床下に住みつくことが多いです。警戒心はあまりなく、人を怖がらずに噛みつくことがあります。
ハツカネズミは、体長5~9㎝と他の2種よりも小さく、すばしっこいのが特徴であり、密閉空間を好むため倉庫や物置に住み着くことが多いです。
家族単位で生息することがあるため、見かけたのが1匹でも他に多数いる可能性があります。
クマネズミは、体長15~20㎝で高いところを好み、民家の屋根裏やビルの壁の中などを棲み家としています。性格は臆病で警戒心が強く、人前にあまり姿を現しません。
高い運動能力と学習能力を持っているため、駆除が最も困難なネズミと言われています。
都市部で多く繁殖しているのがこのクマネズミであり、現在最も被害が深刻化しています。
■ネズミが引き起こす被害
○衛生上の被害
ネズミは不衛生な場所で行動するため、体に多くの病原菌をまとっています。
また体だけでなく尿や糞などの排泄物にもさまざまな病原菌が付着しており、レプトスピラ症やサルモネラ菌などの食中毒を引き起こします。
また、ネズミの体や巣にはイエダニという吸血性のダニが寄生しており、刺されると湿疹とともにしつこいかゆみを引き起こします。
○家屋等の被害
ネズミは一生伸び続ける歯を削るためにかじりつく習性があります。
配電盤や天井裏にある配線ケーブルはネズミにとってちょうどよく、配線をかじって停電や漏電を引き起こすことがあります。
また、それだけではなく火災を引き起こしてしまう可能性もあり、都内におけるネズミが原因とみられる火災は毎年10件以上起きています。
飲食店での出火場所は厨房がもっとも多く、ネズミがガスのホースを穴を開け、漏れたガスに引火するケースがあります。
他にもネズミは紙くずや布切れなど燃えやすいものを巣の材料とする習性があるため、それが熱によって発火するケースもあります。
■ネズミが発生しないために
ネズミ駆除の基本は、ネズミの住みにくい環境を作ることです。
食品はふた付きの容器に収納する、キッチンは整理整頓する、生ごみや水を放置しないようにするなど、エサとなる食べ物をなるべくない状態にしましょう。
排水口、通気孔などはネズミが入り込めないように、配管のすき間や壁などにできたネズミ穴は塞ぐなど、通路をなくす対策も必要になります。
巣の材料となる紙や布類などは整理し、潜み場所となりやすい押し入れや床下、下水周辺、物置などは清掃をするようにして、巣を作らせないようにしましょう!
いかがでしたでしょうか?
ネズミの被害に遭わないためにも、住みにくい環境を作ってしっかり対策を行いましょう!
FCCではネズミの駆除も行っております。
ネズミの被害に遭って困っているという方は、ぜひお気軽にご相談ください!
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