ネズミの住みにくい環境とは?
そろそろ冬の気配も遠からずという今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
屋外の気温が下がるにつれて、ネズミも徐々に活動の範囲を屋内に移していきます。
人間だけではなくネズミも寒いと感じるのです。
ネズミは気温が高いうちは屋外で活動することが容易ですし、豊富なエサを求めて遠出をすることもあるようです。
しかし一旦寒くなると、屋内に入ってきて近場でエサを探すようになります。
今回は、これからの季節にネズミの被害にあわないための、ネズミの住みにくい環境作りについてふれていきましょう。
■ネズミの特性を知る
ネズミは警戒心の強い動物です。
例えば、ネズミは人目を避けて安心して通行できるルートを何度でも通ります。
同じルートを何度でも通るため、ネズミの通り道にはラットサインとよばれる黒い汚れがつくことになります。
このように神経質なネズミは、安心できる居心地の良い場所を住処として求める傾向があるのです。
ネズミが居心地の良いと感じるポイントは3つあります。
1.同じ侵入口、通り道がある
2.同じ巣で過ごすことができる
3.同じ場所にエサがある
逆にいえば上記の1~3を常に与えないようにすれば、ネズミは警戒し住み着きづらくなります。
日頃からの清掃と衛生環境の維持に努めることが、ネズミを防除するために重要です。
■ネズミのエサを無くす
厨房やキッチンには食材が豊富にあります。
特に人気のなくなった深夜帯など、食材を表に放置しておくことで、ネズミにエサ場だと認識されかねません。
食材の管理を徹底することで、ネズミの侵入するリスクを根本から絶つことに繋がります。
■ネズミに巣を作らせない
ネズミは、安心安全が確保できるような場所であれば、どこにでも巣を作ってしまいます。
人目に付きにくい天井裏、壁の中、什器の裏側などが多いです。
巣の材料には、紙ゴミ、ビニール袋、布切れ、新聞紙、ティッシュなどが使われます。
什器の下などにゴミが溜まっている場合、それらはネズミにとって格好の巣作りの材料となってしまいます。
日頃から清掃を徹底することで、ネズミの生息しにくい環境を整えることにつながります。
もしネズミの巣を発見しても、素手で触らないようにしましょう。
ネズミは様々な病原菌やダニなどを媒介するため、汚染されている可能性があります。
軍手やビニールなどを用意し、片付け、速やかに密閉しましょう。
―いかがでしたでしょうか。
皆さまもネズミの住みにくい環境を整えていただければ幸いです。
弊社ではゴキブリ駆除以外にもネズミ駆除も専門で行っておりますので、もしネズミのことでお困りな事がありましたらお気軽に一度ご相談頂ければ幸いです。