ゴキブリの巣ってどんな形?
2月に入りましたが、いかがおすごしでしょうか。
一年の内で一番寒いのが2月ですが、人間だけではなく、ゴキブリにとっても活発には動きづらい季節です。
このような寒い季節でも、冷蔵庫や什器周りにゴキブリの巣が出来ていた・・・
など、お客様よりご相談を頂くことがありますが、ゴキブリの巣はどのようなものかご存知でしょうか。
■ゴキブリの巣ってどんな形?
結論からいうとゴキブリは、鳥やハチなどのように形がある巣を作るわけではありません。
ゴキブリのフンにはフェロモンが含まれており、一匹のゴキブリがフンをすると、他のゴキブリはそのフンに誘われて集まってくるというわけです。
ゴキブリの巣とは、フェロモンに誘われて集まったゴキブリが集団で生活をする場所なのですね。
■ゴキブリのフンを見つけたら
ゴキブリが巣を作りやすい場所は、冷蔵庫や什器、電子機器、段ボールなど、暖かく湿度の保たれた狭いところが挙げられます。
こうした場所で2~3mm程度の黒い小さな粒を見つけたら、それはゴキブリのフンの可能性があります。
小さな固まりなのでなかなか見つけづらいものですが、独特の悪臭があるので判別する際の参考になるかもしれません。
ゴキブリのフンを見つけたら、放置しておくとゴキブリが集まる原因となるので、しっかり掃除をして取り除きます。
ただし、素手で触ったり誤って吸い込まないようにしましょう。
フンには様々な菌が含まれており、病気やぜんそく、アレルギーの原因にもなりますので注意が必要です。
■ゴキブリの巣を未然に防ぐために
巣となりそうな人目につきにくい場所の掃除はなかなか骨が折れるものですが、こまめに清掃を行い、ゴキブリが集まる原因となるフンを溜めないようにしましょう。
ゴキブリの活動が活発になる夏場が来る前に、ゴキブリを呼び寄せない衛生的な環境を築きたいですね。