コバエについて
2018-05-01
一段暖かい日が増え、そろそろ本格的な虫の活動時期を迎えようとしています。
今週はコバエの対応が多く、お困りの状況を解決すべく作業にあたりました。
コバエはどんな所から湧くのか、それは水のある場所です。
厨房の中ですと、排水溝やグリストラップ、冷蔵庫などのドレンが発生場所になる事が多くあります。
こう言った場所での発生は清掃が大きく関わってきます。
普段掃除をしていても、排水溝の側面や、グリストラップの蓋裏は掃除から抜けていることがあります。
そこに残っているスカムやヘドロが繁殖場、棲みかになり、増えて来てしまうのです。
ただ、これは逆を言えば清掃で解決出来る事が多く、原因を見つけ取り除けば問題はなくなります。
写真のような店舗にマンホールがある場合はそうはいきません。
汚水が溜まるマンホールなどは常にコバエ類の巣になっており、また清掃も専門業者が必要な為、頻度が少なかったり不十分な場合がほとんどです。
今回のマンホールも約一年間は清掃が入っていない様で、開けた時には大量のコバエが。
対処をして蓋には簡易的に目貼りしましたが、こちらもやはり清掃が重要です。
マンホール内は常に温度が保たれ、汚水は汚物など有機物も豊富です。
通年通して管理して、いかに虫を出さないかを行う必要が大切です。