あなたの自宅は大丈夫!?それトコジラミのサインかも!?
皆さん、突然ですがトコジラミってご存知ですか?
インバウンドで海外からの旅行者、移住者が増え、
もしかしたら聞くことが多くなったのではないでしょうか。
トコジラミは、「南京虫(ナンキンムシ)」とも呼ばれ、
かつては都市の住宅密集地域で一般的な虫でした。
その後、殺虫剤の普及とともに1970年代には激減しましたが、
近年、再びトコジラミの被害が増加しています。
トコジラミと呼ばれていますが、
シラミではなくカメムシ目に属します。
体長5~8mmの茶褐色で空腹時は平な体をしています。
卵や幼虫は白く粘着性があります。
この虫、万が一自宅に持ち込んでしまうと大変です。
何故なら繁殖力に爆発力があり、あっという間に増えてしまい、
人に被害を及ぼすからです。
では、トコジラミが自宅に生息していないか。
どのようにチェックしていけば良いのでしょうか?
①症状は出ていないか。
トコジラミは吸血している間、血液の凝固を防ぐため唾液を注入します。
この唾液がアレルギー反応を引き起こし、激しいかゆみや発赤等に襲われます。
症状には個人差がありますが、かゆみが激しい場合は十分な睡眠がとれなかったり、
皮膚をかきむしることにより皮膚障害を起こすなど生活に支障をきたす恐れがあります。
間違えやすいのがダニです。
違いを判断するには幹部を観察します。
ダニは指し口が2つあるのに比べ、
トコジラミはほとんどの場合が1つです。
②血糞はないか
トコジラミは人の血を吸います。
そして、糞として古い血を出します。
寝具に付着している事が多いです。
枕やベッドシーツの目立つところに付着することもありますが、
縫い目や折り目に巣を作りますので、
そういったところにはまとまっていることが多いです。
③最近、外泊をしたか。
また、1つの指標として、外泊をしたかが上がります。
特に海外へ行かれた方は持ち帰ってしまう可能性がとても高いです。
ですが、現在では日本の宿泊施設でもトコジラミが繁殖している為、
国内でも油断はできません。
トコジラミは一旦繁殖すると防除が困難となり、
多大な労力や費用がかかることとなります。
また、生息場所をどんどん拡大していきますので、
家族のほか親戚や友人等親しい人に被害が拡大することも考えられます。
もし、疑わしい形跡を見つけたら、
是非FCCへご相談ください。