『低炭素社会』って何?
▼詳細
低炭素社会とは、地球温暖化の要因となる温室効果ガスの1つ、二酸化炭素の排出量の少ない産業や生活のシステムを構築した社会です。
地球温暖化問題は、今最も重要視されている環境問題の1つで、今後人類へ深刻な影響を及ぼす事が予想されています。その原因は、人類が生み出す温室効果ガスの増加であるとほぼ断定されています。
現在、世界全体での二酸化炭素を始めとした温室効果ガスの排出量が、吸収量の倍を超えてしまっています。この排出量と吸収量の関係を逆転させる(吸収量を多くする)事が、世界全体としての重要な問題となっています。
この問題の解決のために作られた京都議定書が2005年に発効されました。
2008年は議定書で定められた削減目標の第一約束期間の最初の年です。
7月に北海道の洞爺湖で行われたサミット(主要国首脳会議)では、地球温暖化問題について話し合われ、2050年までに世界全体の温室効果ガス排出量50%を削減するという長期目標について、全世界が共有していくことが提言されました。
日本が世界に約束した削減目標は、1990年に比べて6%削減する、というものです。
これを達成するため、政府の地球温暖化対策推進本部が「チーム・マイナス6%」プロジェクトを立ち上げました。
「チーム・マイナス6%」は、チーム員として誰でも参加できる国民的プロジェクトです。
エアコンの温度設定、節水、アイドリングストップやウォームビズなど、少しの意識で簡単に取り組めるアクションを提案し、実行していくことで、「低炭素社会」を実現させようとしています。
2008年11月28日現在、2