漸く寒い季節が過ぎて、春の訪れを感じられる気候になりました。
暖かい季節になると、室内にもコバエが漂い始めるようになります。
小さくて捉えどころがなく、気が付いた時には大量に繁殖してしまう厄介な害虫ですが、実は「コバエ」という虫は存在しないことをご存知でしたか。
■「コバエ」とは、小さなハエの総称
主に日本国内で見られるのは、ショウジョウバエ・ノミバエ・キノコバエ・チョウバエの4種類ですが、それらの小さなハエを総称して「コバエ」と呼んでいるのが実情です。
室内で見かけるコバエの大半はショウジョウバエですが、国内だけでも約260種類が生息しており、世界的には約2500種が生息しています。
■主要4種類の特徴
①ショウジョウバエ
主に室内で見かけるコバエで、果物や野菜、アルコールを好みます。
生ゴミを求めて、キッチンの三角コーナーやゴミ箱に発生します。
②ノミバエ
生ゴミだけではなく、調理済みの料理を好み、キッチンのみならず食卓を飛び回ります。
腐敗した動植物質や、動物のフンから発生します。
③キノコバエ
観葉植物や、キノコ類を好みます。室内やベランダなどに観葉植物を置いている場合、受け皿にたまった水などに卵を産み付け、繁殖します。
④ショウジョウバエ
排水管内の汚れやヘドロを好みます。キッチンの排水口周りや、バスルーム、トイレに発生します。
■コバエを発生させないためのポイント
①ゴミ箱:コバエ対策のため、蓋付きのゴミ箱が望ましいです。
②三角コーナー、排水口を清潔にする。
③空き缶空き瓶を放置しない:ショウジョウバエはアルコールを好みます。
④観葉植物の受け皿の水をこまめに交換する:キノコバエの繁殖を予防するために、受け皿を清潔に保つだけでも効果があります。
⑤トイレやお風呂の清掃:使用後は汚れがふやけて掃除の効果が出やすいため、最後に入浴した人が掃除をするなどの工夫をして、汚れが蓄積しないように心がけましょう。
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