コバエは年間で数回発生のピークがあり、一般的に冬場は発生が見られづらいといわれています。
ところが、寒い時期でもコバエでお悩みのお客様から、ご相談を頂くことがあります。
そこで今回は、なぜ冬でもコバエが発生するのかについて見ていきましょう。
■コバエが発生するピーク
まずはじめに、コバエには年間で3回発生するピークがあります。
①第1ピーク:3~4月
②第2ピーク:6~7月
③第3ピーク:9~10月
上記の①~③が発生が多く、特に第2ピークの6~7月が年間で最も発生が多い時期となっています。
弊社ではコバエの発生時期に合わせて、ピンポイントで駆除作業を行なうことで、確実に駆除が可能となっています。
年間を通じての駆除計画が、コバエを発生させないための肝となります。
■冬でもコバエが発生する理由
コバエの発生時期を押さえてしっかりと駆除を行っている場合でも、発生が見られにくいはずの冬場に、コバエが発生してしまうことがあります。
それは何故でしょうか。
コバエは主に、汚物・ヘドロなどが付着、堆積しやすい場所で発生します。
グリストラップや排水管、汚水槽、マンホール下などが発生源となります。
コバエはわずかな隙間でもくぐり抜けてしまうため、一度発生してしまうと室内に容易に入り込んでしまいます。
汚れの放置が、コバエ発生に直結してしまうのですね。
■コバエの発生を予防するために
室内に飛来しているコバエは殺虫剤で駆除することが可能ですが、発生源の汚れを取り除かない限り、再発する可能性が高くなってしまいます。
特にグリストラップは日々汚れが蓄積していくものですので、毎日の清掃が肝心です。
バスケットの清掃、油脂分の掃除は毎日1回、トラップ内部の清掃は2~3ヶ月に一回など清掃スケジュールを決めておき実行することで、コバエ発生のリスクを大幅に低下させることが可能となります。
冬が終わり春の訪れとともに、コバエ発生の第1ピークがすぐにやってきます。
発生源である汚物・ヘドロを放置していると、気温の上昇と並行してコバエの大量発生に直結してしまうといっても過言ではありません。
今の時期から小まめに清掃を行うことで、衛生的な室内環境を実現していきましょう。
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