冬に備えて冷え対策
2022-11-02
11月に入り、いよいよ本格的な寒さが到来してきました。
皆様、冷え対策は万全でしょうか？
冷えはちょっとした不調と思われがちですが、実は万病のもと。
そのままにしておくと体温が下がったり免疫力が低下したりと、
身体にさまざまな悪影響を及ぼしてしまいます…
■“冷え”には2つのタイプがある
冷えには大きく分けて2つのタイプがあります。
冷えのタイプによって予防や対策が異なる場合があります。
●古典的冷え症
子どもの頃から胃腸が弱い人や、もともと冷えやすい体質の人がなりがちです。
●現代版冷え症
もともと冷える体質ではないのに、自ら冷やす行動を続けて冷え症になるタイプです。
現代はライフスタイルや環境の変化によって“現代版冷え症”になる人が増えています。
■生活習慣から冷え対策を
●身体を温める食材をとる
一般的に地中に育つ食べ物は身体を温め、
地上に育つ食べ物は身体を冷やすと言われています。
この季節は根菜類をとったり生姜湯を飲むなど、飲食物から工夫をしましょう！
●お風呂はタイプに合った入り方を
・古典的冷え症の方は、38~40度のぬるめのお湯に長く入ると効果的です。
・現代的冷え症の方は、短めにさっと入ることがポイントです。
（汗が止まらなくなるまで長く入ることはNGです。）
●筋肉量を増やす適度な運動
熱を作り出す筋肉を増やす適度な運動も、血行促進には不可欠です。
移動や家事など、毎日の生活の中で何気なく行っている動作に
軽い負荷をかけてみましょう！
・エレベーターやエスカレーターをなるべく使用しない。
・電車ではなるべく座らない。
・座る時は膝を閉じるようにする。
・家ではつま先立ちで歩く。
少しだけ「きつい」と感じる動作を生活に取り入れることで、
普段よりも身体を動かすことができ、冷えの改善に繋がります！
いかがでしたでしょうか？
体温が1度下がると免疫力が30％低下するだけではなく、
代謝も13%減少してしまいます。
まだ身体がうまく寒さに慣れていないため、
身体自体を冷えないようにすることが大切です！
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