FCCコラム ゴキブリの快適環境と対策
●人間にとって有害な生物である代表的ペストにあたるゴキブリを駆除する●
人間と生活圏が有る程度重なる、あるいは完全に重なる生き物で、人間に対して何らかの不具合をもたらすものを”ペスト”と言います。
その代表的な物がネズミとゴキブリであります。
言葉の語源は、過去に猛威を振るった病気「ペスト」から来ています。
中世ヨーロッパにおいてネズミを媒介としてペストが伝染し、人口の10数%が無くなってしまったことから来ているのです。
そのペストの代表的な生物であるゴキブリは、人の暮らしに様々な不具合を起こさせます。
具体的には、食料を食い散らかして、その為に食料としては使えなくしてしまったり、出てはいけない箇所に出現することで飲食店等で客足を奪ってしまったりということなどが上げられます。
その為、ゴキブリは駆除するべき対象として取り上げられることが多く、同じように駆除対象に挙げられることが多いネズミ、カ、ハエと同じように、駆除するための色々な対策が、駆除対象ごとに立てられています。
●日本で見られるゴキブリと、ゴキブリに取って住みよい環境とは●
駆除するべき対象として挙げられているゴキブリにはいくつか種類がありますが、大体5種類でしょう。
チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、ヤマトゴキブリ、ワモンゴキブリ、トビイロゴキブリになります。
最初のチャバネゴキブリは少し小さくて全体に茶色をしています。日本中に繁殖しており、都心部に多いです。
ヤマトゴキブリは屋外に多く繁殖しており、西日本に多いです。
一般家庭で駆除すべきゴキブリ、対策を立てて駆除するべきとされるのは大抵チャバネゴキブリであることが多いです。
一年中、繁殖を続けるゴキブリですが、春先には新陳代謝が上がるので、それが更に上向きになります。
暖かい日が増えた5月現在、建物のどこかでゴキブリが繁殖していると考えても良いでしょう。
続いて”繁殖によい環境”についてですが、食料が有って、水分が取れて、日が当たらなく、温度変化があまり無いところが繁殖に好条件な環境になります。
一般家庭の台所の収納庫のあたりというのは、まさにゴキブリの繁殖の為の場のようなものになるのです。
駆除する為の対策としたら、これらの場所の好条件を崩してやることも、立派な対策ということになります。
積極的な対策となると薬品をまいたり、仕掛けをすることが代表的な対策になりますが、これらの方法でゴキブリを0にするのは大変困難です。
しかし、「ゴキブリを全く侵入させない」「食料を完全に隔離する」といった事を実行出来たらゴキブリ対策としては有効とは言えます。
●快適環境で繁殖するゴキブリを駆除するための様々に対策を打つ●
上記でも述べた通り、一般家庭の台所の収納庫あたりというのは、一年を通して温度や湿度が大きく振れない、水分や食料には事欠かない、いつもうす暗い…というゴキブリにとっては居心地がよい、最高の繁殖場です。
その”ゴキブリにとって快適な場所”から、ゴキブリを駆除するには様々な対策があります。
まず始めに”気体噴出法”は有効です。これは外部とのスキマにシールをして毒の気体を室内中に行き渡らせる対策です。
これで、成虫、卵等は死に絶えます。定期的に実行すると有効です。
ただし、保存してある食料は外部に出すことが必須となり手間暇がかかります。
続いて、一般的な対策として、ゴキブリの動線に毒薬を塗布することでそこを通ったゴキブリを殺してしまう方法があります。
その際に、「ピレスロイド」をまくことが多いです。
※ピレスロイド (pyrethroid) とは、除虫菊 (Chrysanthemum cinerariaefolium Bocquilon) に含まれる有効成分の総称で、今日では各種誘導体が合成され各国で広く殺虫剤として利用されている。
他にも、ゴキブリホイホイ等の強力な粘液の上をゴキブリがとおることで、動けなくなるようにして拿捕する対策も良く用います。
幼虫、成虫ともに拿捕できるので他の駆除方法との併用をすることが多いです。
しかしこれらの方法でゴキブリを根絶させるのは大変困難です。
そして、ゴキブリ駆除は我々のような専門業者に任せていただいた方が確実と言えます。
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